前世療法体験談 vol.18 生涯孤独で苦しむ僧 平安時代福岡

前世療法体験談-ゆう斎が受けた前世療法

今回は生涯で孤独感で一杯で生きてきた前世です。

理解者が生涯で一人も現れない。
そのような人生って確かにあるのです。

時空間の影響も大きいですが、現代でも案外経験している人多いと思っています。

私の前世では程度の重いものはフェーズ1に集中していますが、一番苦しいかもしれません。
理解者が0人と1人では大きな差です。

その理由は、もう判っているかもしれませんが、それまでの前世で愛の循環を失うような行動を取っていたからです。

突き詰めますと、負の感情のカルマです。

現在、コロナウイルスの疫病騒ぎが、これだけ大きくなってきていますが、それは負の感情から来ています。

彼は、疫病にはなっていませんが、代わって生涯孤独の人生を送る事になります。

負の感情のカルマ。
そこから発生する結果は様々なものがありますが、その因果の1つとして捉えてみてください。

1.痛む場所

右肩裏側

201回目の転生 場所は福岡  922年~1001年 天台宗の僧

痛んだ場所は、人として最初に生まれたサウジの時の前世。4名の親を持つ戦国神戸の前世。江戸時代香川の前世。

愛の喪失で苦しんだ前世と同じ場所です。

参考:痛む場所が同じ前世
前世療法体験談 vol.3 一切の愛を覚醒 サウジ紀元前後の前世
前世療法体験談 vol.6 戦国時代神戸 4名の親で苦しむ前世
前世療法体験談 vol.9 江戸時代香川 今世の時空と共に歩む前世

ちなみに転生数が201回目。
フェーズ1の最後の転生ですが、やはり大きな転機となった人生でもありました。

ヒーリングを受けた日は、2019年6月6日です。

2.状況

親は商人系だったようですが、自身が幼少時に、親は事業に失敗し、一家離散。

幼少から寺に預けられ、そのまま育ったようです。

但し、そのような経緯もあって、幼少の頃から立場上、どうしても引け目を感じていました。

本音で語れる人が居ない。
ちなみに、この時は心を許せる人とは出会えなかった。
僧の知り合い、同僚とは話はするものの、どこか距離を置いていた。

また、僧なので、結婚はしていないようです。

さらに、仏教そのものに対しても疑問を持っている所もあったようです。

この時天台宗でしたが、戒律色が非常に強かったようです。

その戒律を持つ意味。
果たしてこれが生きていく上で重要なのだろうか。
周囲の僧達は皆それが当たり前でしたから、その疑問を聴く訳にもいかず。
この矛盾に苦しんでいたようでした。

このように終生本音が言えないという苦しさ。
何か仏教と言っても、その仏教はどこかがおかしい。
この悩みががずっと続いていたようです。

3.晩年に因果をようやく知る

実は因果の事を知ったのは晩年の事でした。

その天台宗ではあんまり因果の重要性を説かず、むしろ八正道といった戒律の重要性を重視していたようです。

晩年期に、普段居た天台宗とは全く違う筋の僧侶に出会って、実は、仏教と言っても様々な考え方があるのだと知ります。

その僧侶曰く、仏教とは因果の教えという事でした。
と同時に、彼は、前世リーディングができたようでした。

その結果、自分が生涯孤独な状況を送っていた理由が判ったのでした。

前世からの戦いのカルマの結果だったのですね。

それまでは武士の前世が非常に多く、実際にも多くの命を奪ってきた事が判ったのです。
だから、生涯、このように孤独で送る事になった。
その事に気付いたのです。

享年79歳でしたが、この事が判ったのがその亡くなる1年程前でした。

晩年にようやく、悟る事になったのです。

4.後から判った事

戦争を起こすと、生涯理解者が現れない人生を送る事になる可能性があるのですね。
何故なら、戦争って負の感情しか起こさないものだからです。

彼は、そのカルマを解消する為の、具体的解決法はまだ判っていませんが、それでも現世が生涯孤独を味わったのはそれまでの前世で多くの人と戦い命を奪った事にあった事を理解したのでした。

この時に初めて因果の重要性を学んだようです。

Ⅰ.第1フェーズの総復習だった

実は、転生回数の切れ目になると、それまでのライフレコードを総復習することになります。

彼の人生は、転生回数~200回目までの総復習だったのです。

ここまで書いてきた前世療法体験談。
その多くが第1フェーズのものです。
転生順に書きますと、

前世療法体験談 vol.3 一切の愛を覚醒 サウジ紀元前後の前世
前世療法体験談 vol.14 足を失った前世 男らしさって?室町時代奈良
前世療法体験談 vol.11 紀元前イスラエル 移民に反乱を起こす前世
前世療法体験談 vol.7 奈良時代奈良 呪詛で苦しむ前世
前世療法体験談 vol.9 江戸時代香川 今世の時空と共に歩む前世
前世療法体験談 vol.1 前世ヒーリングの流れ 三国時代中国の前世

このような感じですが。

この前世をもう一度総復習していく事になります。

流れを簡単に言いますと、

最初の前世でまず自身の存在を認めて欲しいと思うように必死に生きる事に。
それは、男らしさだと思った。
やがて、皆を守るような仕事をしたいと思うが、失敗しあっけなく命を落とす。
そして、呪詛によって存在を示そうとする。
ですが、それにより自身を苦しめ、さらに孤独に苦しむようになる。
最後は、武士としてかなりの責任的立場となるが、罪悪感に苦しむ事に。
その結果、201回目の転生では、生涯理解者が現われない人生を送るという事になったのです。
一応、最後の最後で助けてくる人が現れましたが。

という流れなのですね。

ちなみにこの転生では終生僧侶。
武士という事には一切タッチしていません。

つまり戦争とは不要、不毛なものという事も意味しています。

私にとってのフェーズ1とは、自身の存在、戦いに意義を見出そうとしていましたが、それは結局孤独になり、愛の循環が途切れるだけにしかならない。

そういった事を意味していたのです。

5.まとめ

こうしてみますと、フェーズ1の転生では、毎度ではありませんが、定期的に孤独の人生を送る事になっています。

その原因は、戦争のカルマにあります。

彼は疫病にはやられた訳ではなく、むしろ長寿ではありましたが、代わって生涯孤独に苦しむ事になります。

戦争のカルマでは、この他に、実際に徴兵を受けたりですとか、天変地異、昔なら大火によってやられる事も多かったですし、その受け方は様々ですが。

特に戦争が起こるのは、前世の戦争のカルマから来ている部分は多いですし、疫病、天変地異ともかなりワンセットです。また、孤独に苦しむのも、実は、同胞の命を奪うというカルマより、来ているようですね。孤独で苦しむ。一家離散等もセットになりやすいかもです。

ですから、戦争、天変地異、疫病等は起こらないよう祈る事が1つ重要ですし、また、そのきっかけになる事はどんどん無くしていかないといけないのです。

中でも大きいのが感情面の浄化。
それが、負の感情の浄化です。

そして、彼らを助けるきっかけになるには。
それは、愛の循環しかないようなのです。

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