味方からの裏切り。
実は、戦国時代ではよくある話です。
これも愛の喪失から始まる話です。
愛の喪失が始まると、やはり悲劇は起こりやすくなりますし、愛が循環していれば、このような事態は防ぐ事ができていそうな話です。
1.痛む場所
右肩裏側
527回目の転生 場所は大分 1498年~1550年
サウジの前世。神戸の前世。香川の前世。孤独僧の前世。
愛の喪失で苦しんだ前世と同じ場所です。
参考:
前世療法体験談 vol.3 一切の愛を覚醒 サウジ紀元前後の前世
前世療法体験談 vol.6 戦国時代神戸 4名の親で苦しむ前世
前世療法体験談 vol.9 江戸時代香川 今世の時空と共に歩む前世
前世療法体験談 vol.18 生涯孤独で苦しむ僧 平安時代福岡
この部分は常々痛み続けていた場所です。
この当時、体の方からは、右肩の裏側部分ばかりがアピールしていました。
前世ヒーリングを受けた日は2019年6月11日。
2.状況
武士で軍をまとめる役割だったようです。
また、比較的若い頃の話でした。
ある時、後ろから斬られ、大きな傷を背負います。
命は取り留めましたが、その後は戦いの場には出る事はありません。
傷の事もあってか、その後それ程長生きもできませんでした。
また、ある程度は謀反を起こす相手の事は普段の素行より予想はできていたようです。
裏切りはあるかな。と思っていたらある時やっぱりやられた。
そんな感じです。
ですから、あんまり恨み等は無い感じですが、ちょっとやり切れない思いはあったようです。
ちなみにそれは戦いの場ではなく、戦の準備段階で襲われたようでした。
3.実際の会話
痛む場所が愛の喪失の場所だったので、ある程度問題の本質はわかっていました。
恐らくながら愛を与えていない。
だからこのような事態が起こった、と見たのです。
自身の中では、その裏切りを起こした人。
いつ、裏切りを起こしてももおかしく無い人間と見ていたようです。
実際にもそうだったんだと思いますが。
ですから、最初から決め付けで話をする傾向があったようですね。
鼻から相手にしない。そんな感じです。
この時私はこう言いました。
「その人と面と向って話をしてきましたか」
彼は、
「いや、していない。」
私は、
「その人が正しいかどうかの以前に、話を聞いてあげようという姿勢。まず、見せることが大事なんじゃないか?」
彼は、
「うーん。そうかもしれない」
私は、
「自分もはなからそんな風にされれば嫌だろう?」
彼は、
「その通りだ」
私は、
「ただ、その人の素行で傾向の有る無しは確かに判る。それはそれで重要なのだけれども、話を最初から聞く姿勢。面と向って心で話をする事は重要です。」
私は、
「1回でも面と向って話をするだけで、そのような事態は避けられたように思う。その後の起用法とか別にして」
彼は、
「そうかもしれない。」
この時はこれで終わりました。
そして、右肩裏側の痛みがスッと抜けたのです。
浄化した時特有の痛みの抜け方でした。
4.後から気付いた事
彼は、普段の彼の素行より、決め付けで話をしていました。
それはそれで間違いではない部分もありますが、しかし一番の問題は心と心のやり取りが余りにも無いところです。
合わない、また相手が間違っている。そういった場合でもまず相手の話を聞いてみる。
この姿勢はやっぱり大事です。
実は、この斬りつけてきた相手にとって一番重要だったもの。
それは、愛情のあるやり取りだったのでしょう。
恐らくですが、斬りつけてきた彼は、まず間違いなく、愛情を受けずに育っていたのだと見ています。(だから、前世の彼もそのような処遇を取っていたのだと思いますが。)
ですから、この2人の関係では、
愛の循環が欠けていたのです。
心と向き会っていれば、同じ処遇であっても、こういった結果にはなっていなかったと見ています。
5.まとめ
愛の循環が欠けているとやっぱり悲劇は起こりやすいです。
積もり積もってある日爆発するとこのような感じで裏切りとして形に現れるのです。
ですから、その話をたくさんするとかでもなく、心と一旦向き会う。
指導者側なら、一番重要な事ですが、実は、この
心と一旦向き合うのは、愛の循環の基本的な部分でもあるのです。
ちなみに彼の部隊は十数名とそれ程大きくありませんでしたので、このような規模であれば、一人一人と心を向き会う事が、重要に思えます。