戦国時代末期の頃の前世です。朝鮮出兵の頃ですね。
10人ある戦国時代に生きた前世の1人になります。
服部半蔵亡き後、彼は様々な進言をしますが、最終的には進言によって命を落とす事になった前世になります。
しかし、最近ちょっと判ってきた事があります。
現在、前世療法経験談、前世の法則を中心にアップしているのですが、
これを出す意味。順序。タイミング。
実は、全て繋がりがある事が判ってきました。
近い内にその関連した記事をアップしますが、今回もそれに関連する前世療法体験談になります。
1.痛む場所
右上頭。
単なる頭痛のような症状ですが、実は深い意味があります。
前世ヒーリングを受けた日は2019年5月9日。
2.状況
ヒーリングに出てきた彼は、当時20代後半。365回目転生。生まれは大阪。
将軍に、直接進言できる忍者のようです。
どうも、今は亡き服部半蔵の後を継いでいます。
将軍は常々朝鮮出兵を、即す意見ばかり。
ですが、現状、すべきでは無いという提案をします。
もう日本統一もしたのだし、自国を固める方が先決。という事を伝えても聞いては貰えないのは判りつつも、我慢できず進言したところ、受け入れて貰えず命を落とすことになります。
Ⅰ.彼は、直接言った事が、命を落とした最大の要因
実は、ここまで様々ないきさつがありましたが、将軍の本当の思いを彼は判っていません。
将軍はどうしても、自分の力を世にしらしめたい。
自分の力で何とかしたい。
と思っていたのでした。
しかし、忍者の彼からは、どう考えても朝鮮出兵自体の意味が判らない。
海を渡っての戦いなのだから、お金がかかる、食料は必要。
まだ日本統一より間なしなので、日本の内情もまだ落ち着いているわけでは無いのです。
だから、まず内政を整えるのが先だと思っていました。いや、誰でもそう思うでしょう。
前の頭領はもう居ません。
ちなみに千利休は茶人?というのが通説ですが、これはあくまで別の顔。
本職は軍師。占術師。かつ忍者の頭領というのが本当の姿でした。
それが服部半蔵なのです。
彼が亡き後、私は、その後を継ぐ形でアドバイスをあれこれしていました。
当時、朝鮮出兵は最初から失敗の連続、千利休を処刑した後でも、引き続き失敗は続いていました。
多くの武士達の命を失ってしまい、地方の大名への負担の莫大。この為、各大名、武将の反感はかなり膨らんできている状態。
このような状態でしたが、日本統一はしたものの、いつ統一が崩壊してもおかしく無い。
ここは内政をするのが先決と思っていましたが、彼はそうでは無かったのです。
言っても無駄とは判っていましたが、それでも言わずに居られなかった。
というのが実際の所だったのでした。
ですが、打ち首に遭った後も、1年程は首(ドクロ)を将軍の屋敷の所で飾られていました。
何故か、捨てるに捨てられなかったようです。
ですが、ある日の事。将軍は、思い通りに事が進まず、遂にドクロを壊すことに。
それが私の頭痛の原因だったようです。
私は命を落とした後も、将軍の後が心配で、ドクロになってもそこに意識が残っていたようなのですね。
しかし、それもできなくなり、この時に意識が外れましたが、しかし無念という意識だけがずっと残っていたようです。
Ⅱ.一方、細川幽斎は、将軍の傍にずっと居る事に
一方、細川幽斎も将軍の傍にいました。
細川幽斎も軍師でもありましたが、主に内政中心、京都の台所を任せてもらってもいました。
将軍は日本統一はしたものの、実質的には、自分の力で統一した感が無い事が、面白くなかったのです。
本当は信長と光秀によって統一させてもらった。という事が判ったから。
この事は細川幽斎は判っていたのです。
ちなみに、細川幽斎は打ち首には遭いませんでした。
彼との差は、どれだけ知っているという差もありましたが、それよりも、
直接言わない方が良い事もある。
という事を判っていたかどうかが大きいのです。
むしろ、行動で示すとか。
間接的に別の人に言ってもらうとか。
転生回数の差は確かにあったのですね。
3.実際の会話
私は彼にこう伝えました。
「直接進言するしか方法はありませんでしたか?」
「内政に力を入れるべき、というより、例えば、日本の政治を治め平和にする事が本当の長の仕事ではないか?という言い方にするとか。」
これに対し彼は、
「将軍は内政に興味なく、外への戦にしか興味が無い」
「侵略して、多くの人に評価されてこそ価値があると思っている。」
「内から変えるという点は興味が無い」
私はこう言いました。
「もうちょっと方法があったのでは?例えば、側室や気に入っている者から言ってもらうとか」
つまり、周りから言ってもらう方法ですね。
「確かに。ここは失敗だと思っている。」
これは今世の自分の経験からでもあるのですが、同じ事でも自分よりも他人が言った方がよいケースもよくあるのです。
何でもかんでも自分が直接言ってよい事ばかりでもないのです。
4.後から判った事
しかし。
こんな目に遭っても、何故だか将軍の事は嫌いにはなれないのですね。
それは、打ち首に遭った彼も、細川幽斎も、現世に生きる私も。
彼は、多くの者の命を奪ってしまって、そのカルマは確かに測り知れないのですが。
ですが、信長公も、光秀公、家康公。
皆、彼によって日本を治めて欲しかったのですね。
本当は。
それが本当の日本平和になると思って彼を選んだのですし、本能寺の変もそれで起こしたのですね。
将軍は野心が一杯。
ですが、将軍なりの愛の部分もかなりあるのです。
だからこそ、彼に託したのですが。
しかし、実際には朝鮮出兵になり、思惑は外れてしまった。
双方の軍、合わして数万人の命が失われるような事態に。
そして、最終的には彼の家系は滅ぶ事になります。
唯一残念だったのがこの部分だったのですね。
ですが、この朝鮮出兵って、多くの人の心にある、負の感情の連鎖、怨恨の連鎖と大きな関係があるのです。
ですから、彼は加害者ではあるのですが、被害者的な部分も無いともいえないのです。
そう、古代日本から始まった怨恨の連鎖。
実は、この時代以前からも既に始まっている部分があったのですね。
それは、いつから始まったのか。
近い内にその事をお伝えしたいと思います。
実はこの事を伝える為に、ここまでの流れがあったようですね。(2020年1月28日現在)
(実は自身の次元上昇が2020年1月末~2月初辺りにあると、ずっと思っていたのですが、その理由も判ってきました。)
そして、負の感情の連載、怨恨の連鎖を止めなくてはならないのです。
将軍も大きく書き換わると良いのですが。