親子関係は、前世の男女問題を解決する為、という事、非常に多いです。
それは、父にとっても、母にとっても、子にとってもです。
また、父、母、子、が前世では、夫婦、親子、側室、側室の子という関係性がよくあります。
これが、前世で複数のパターンもあります。
そして、そのカルマ解消役は、大体子供です。
今回は、このケースについてお伝えしたいと思います。
1.前世の問題は、一夫多妻間で子供を作った事から
大体、男女関係の問題の多くは、男性の前世の時に複数の女性を作り、その複数の女性との間で、子供を作ったから始まった、という事が殆どです。始まりは、必ずと言って良いほどこのパターンで、それは動物の世界を見て頂ければ判ると思います。動物から人間に転生する際、誰もが転生の中で、必ず通る道なのです。
Ⅰ.人類史の8割は一夫多妻
ここまで何度がお伝えした通りですが、人類史の8割は一夫多妻です。
そして、どのような方にも、必ずある過去世の型です。
例えば、中東~エジプト辺りでは、現代でもその風習は続いていますし、欧州であっても16世紀辺りまでは、一夫多妻がスタンダードでした。世界全体で見ますと、12世紀~14世紀辺りまでは男女関係が最も乱れていた時代です。
そして、当時の価値観では、複数の妻との間に子まで設けるケースは、概ね財を築いた人にしかできませんから、むしろ富の象徴として尊敬や、畏敬の念を持たれる事も少なくありませんでした。
ですから、中世までは、一夫多妻はどちらかと言えば、憧れであったり、良い風潮であったり、中には奨励的な国家もあったのです。(大体その場合は、男尊女卑の価値観が入っていますが)
このように、人類史の8割が一夫多妻なのです。ですから、まず、どのような方も前世で必ず経験してきています。
Ⅱ.所有の概念より、必ず、問題が拡大化する
ですが、この一夫多妻で、子供が複数間の妻でたくさんいるケース。
まず、財産を巡り揉めるようになっています。3次元世界では、所有の概念があるからです。
さらに、子供の数、男児の数、早く生まれた、遅く生まれた。
この辺りで、当然のように揉める事がよくありました。
その上に、当時の風潮、地位、名誉、と複雑に絡み合います。
現世で、何かと男女問題がある場合、前世では、このようなモデルがあった事がスタートになります。
型としてもそうですし、魂的に揉める場合、その方と前世でもこのような問題を経験しています。
Ⅲ.男性の前世の時に、概ね原因を作る
そして、それは概ね男性の前世の時に原因を作っています。
ですから、女性の方は、男女問題の時に、自身の前世の事として認識しにくいのです。
ただ、一夫多妻時代では、女性側も容認していく事が普通ですから、女性側にも勿論その因がある事もあります。
ですが、基本的な原因は、男性の時に作っている事が殆どです。
(一妻多夫制は、人類史ではやはり少数で、こちらが因になるケースは稀です)
男女間問題の始まりは、大体はこの型から始まっています。
2.親子でよくある、前世からの関係性
現世での、男女間の問題は、男女間の問題だけで終結する事もありますが、
この、複数間の愛人の子によるカルマは、概ね誰もが作りますので、このタイプの問題は、親子の間でもよく出てきます。
Ⅰ.家系の影響から
1つ目が家系の問題の解消です。
これを前世の魂達複数で解消の流れを築いていきます。
よくあるのが、ご先祖様のどこかが側室系である場合です。
特に男性の場合は、父親の父親の父の親・・・。といった父の上での家系の影響を受けやすいです。
そこが側室系であれば、側室系のカルマ解消を現世で求められる事はよくあります。
実際に側室系でありますと、不倫を試されるですとか。
実際には、不倫になる事もあります。止まる事もあります。
そういった事が試されますね。
女性の場合は、
母親の母親の母親の・・・家系の影響を受けやすくなります。
こちらも、同じく、カルマ解消の為の影響を受けやすくなります。
また、よくあるのが、側室系家系の方を、側室系家系で無い方が助けるケースです。
こちらも、前世でのカルマ解消の為、という事もあります。
Ⅱ.親子が前世では夫婦、側室関係
これもよくあるのですが、親子が前世で夫婦であったり、側室関係であったりします。
それを、父、母、子供間でその関係を様々なパターンで築きます。
典型例であれば、父、娘が前世で夫婦、で、母が側室であったり、この場合は、母娘での仲直りが求められていたり。
その逆に父、母が前世でもやっぱり夫婦で、父と娘が側室であったり、
この他にも父を巡って、前世では、母、娘が共に側室であったり。
また、上記の状況が複数になるケースもあります。
ですが、大体は、子供がカルマ解消の鍵を握っています。
その逆に、母、息子が、前世で夫婦。父が側室。
この場合、父、息子の仲直りが求められています。
男女逆でややこしいですが。
母を巡っての、息子、父の争いをしている事もあります。
Ⅲ.子供が二人以上いるケースで、よくあるパターン
さらに子供が二人以上いる場合、上記の状況がその家族間で無い子が、家族を取りまとめていくケースや、
子供が男女で、娘が父親、息子が母親をサポートするケース。
この親子間のカルマ解消の型は、様々で、一概に言えませんが、ただ1つ言える事は、
子供が家族のカルマ解消の鍵を握っている。という事です。
3.子供が、夫婦仲を良くしていく理由
ですから、このように夫婦仲を解消していく役割が子供、というケースが多いのは、
自身が前世で、複数間の妻の間で子供を作ったからです。
そして、子供側は、やっぱり迷惑を被る子が必ずいるのです。
それは側室であれば、後からの側室になりやすいですし、子供の順位で言えば、後から生まれた子程、迷惑を被る傾向です。
ですから、このカルマ解消としては、子供として親の夫婦仲を救う流れになりやすいのです。
だから、夫婦の間で生まれてきた子は、両親の仲を良くしようとして生まれてくる子はとても多いのです。
世の8割の夫婦は、このような流れで、子供に支えられる事が多いのです。
ですから親側としては、そのように生まれてきた子に対して感謝の気持ちで接するようにしていけば良いのですが、
その一番の方法は、やっぱり夫婦仲を良くする事なのです。
すると、子供はそのカルマを解消した子孫を残していく流れになっていきます。
4.まとめ
子供は、両親の夫婦仲を良くする為、それは、前世の男女問題を解決する為、という事、とても多いのです。
実際、父、母、子、が前世では、夫婦、親子、側室、側室の子のどれかという関係性がよくあります。
そして、そのカルマ解消の鍵を握っているのは大体子供なのです。
ですから、夫婦仲が良くなっていきますと、子孫達の男女問題カルマも解消されていきます。
と、当時に、ご先祖様の男女問題カルマも解消されるのです。
P.S前世の法則 その56 過去は無限、の1.過去が無限のメカニズムについて追加しました。