前世コラム その64. 人類は本当に飢餓なのか、数値で調べてみた

前世コラム

今回は、果たして人類が飢餓状態になっているのか。
数値から捉えていました。

すると、もう結論が何か決まっているのです。

まず、家畜用の牛を無くす。

続いて、家畜用の豚を無くせば、飢餓はまず起こりません。

実際、この後、様々な天変地異が予測されていますし、
天候不順やサバクトビバッタの拡大により、近未来で、凶作になる可能性は非常に高いですが、予め、数値で捉えておく事は重要です。

1.実際の、世界穀物生産量は48億t

まずは、実際の穀物消費量を調べてみました。

年間穀物生産量は、統計上では、年間26億tと言われています。

これには、勿論、小麦、米も含まれています。

ただ、これは統計上の数値です。
実際にオーリングで調べてみますと、年間生産量は、48億t程と出ました。

これには、自家栽培や、農家が自身達で消費している分は含みませんし、
カウントできない野菜(不揃い等)、また豊作によって捨てるもの。
この辺りは含んでいません。

勿論国によって、諸事情による過小申告もあるでしょう。

実質の穀物生産量は、世界合計で48億tと出ました。

2.家畜の、年間穀物消費量

続いて家畜の穀物消費量です。

これは家畜用に飼っている統計頭数から算出しました。

 

  ニワトリ 人間
1日穀物消費量 20kg 2~3kg 110g 300g(穀物換算)
寿命 2年 6か月 50日 80年
生涯 14t 0.5t 5kg 8t
14億頭 10億頭 700億羽 90億人
年間消費量(統計上) 102億t 9.9億t 3.5億t 9億t
年間消費量(オーリング上) 28億t 7億t 3.4億t 7億t

まず上記のような結果となりました。

こうしてみますと、牛豚鳥、そして人間の穀物消費量の合計は約45億t程となり、
穀物生産量の48億tと一致します。

ちなみに人間は1日300gの摂取としていますが、実際には水分を含む事で、調味料等含め、食事に換算しますと1.5kg近くなります。成人男子の摂取量位ですので、実際には、もう少し少な目になると思います。

Ⅰ.牛が、世界穀物生産量の過半数を食している、28億t

牛は一日平均20kg程食するとされていますが、その全てが穀物という訳ではなく、
グラス(草)、サイレージ(草を乾燥させたもの)を食する比率も高いです。
特に乳牛は、グラス、サイレージが殆どになります。

それでも平均しますと、30%弱は、穀物を食べているようです。

穀物総生産量48億tの内、28億tは家畜用の牛が食している事になります。
人類の4倍程食しています。

Ⅱ.豚の、穀物生産量消費は人間と同じくらい、7億t

豚は、よく食べますが、家畜用の豚の寿命は半年程です。

その結果、豚の穀物生産量の消費は人類と同じ位です。

Ⅲ.鳥は人間の2分の1くらい、3.5億t

鳥(チキン、ニワトリ)は、人類の2分の1程です。

羽数が多くなる為意外にも穀物消費量は多くなるのですが、牛、豚に比べますと格段に少なくなります。

3.牛、豚を食べなければ、飢餓はまず安泰

まず、ダントツで穀物を消費している動物は牛です。

人間の4倍ですから、まず、牛を食べる事を辞めるだけで、全然変わります。

また、牛乳も抑えるとかなり変わります。

ちなみに乳牛も通常、最後は食肉になりますので、魂的にはやはりかわいそうです。
(外食産業、ペット用の安い肉がこれにあたります)

続いて豚も、人間と同じ位の穀物消費をします。

エサも幅広いので一概に言えませんが、
そもそも食しなければ、大幅に穀物消費を抑える事ができます。

肉は、ニワトリだけにしておけば、穀物消費を相当に抑える事ができます。
かと、言ってニワトリもかわいそうには違いありませんが。

それでも、魂的には、牛、豚と比較して全然違いますので、
あえて、肉を食する、とするなら、牛、豚、鳥の3択であれば、鳥をお勧めします。

これだけでも、穀物生産量観点でも大きな差があるのです。

4.まとめ

穀物消費量について今回は書いてみました。

やっぱり家畜用の牛はダントツで、人類の4倍程の穀物消費をしています。
豚は人類と同じ位。
鳥は半分程になります。

牛、豚は、魂的には人間と変わりませんので、魂的意味合いでも避ける事をお勧めします。

今回は、穀物消費量観点での比較ですので、
もし飢饉が起きても、回避できる方法としては、
牛、豚、の食を辞めるという事がかなり現実的な話になります。

もう天変地異による凶作は想定しておかなくてはなりません。
発酵させたり、乾燥させた食品もやはり重要になってきます。

2021年に向け、備蓄を忘れないようにしてください。

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