幼少時は、前世の影響がそのまま出やすい時期です。
性格はもう1歳~2歳頃から、そのまま出てきます。
例えば、親がそこまで面倒見が良い訳でもないのに、子供は2歳位から、他の子の面倒見が良かったり、遺伝では説明できない事がよくあります。
この他にも、親が教えてもいない事を独りでできたり、例えば楽器の演奏だったり、場合によっては、明らかに何も無い所をジーッと見たり、サイキック能力もあったりします。
幼少の頃、特に0~3歳辺りを見ていますと、子供は転生してきた事を一番実感できます。
そして幼少の頃を観察していますと、その子の前世の状況が本当によく判ります。
1.生まれて間無し~3歳位までは直近前世の影響が大きい
生まれて間無し~3歳位までは、比較的直近前世、1つ前の前世の事を覚えている事も多いようです。
ですから、直近前世の状況が現れる事が多いです。
Ⅰ.よく泣く子、怖がりな子は、直近前世が大変だった可能性が高い
この時期によく泣く子、怖がりな子は、直近前世が大変だった可能性が高いです。
直近前世が、過酷な生涯、特に死にあたって大変な経験をしている事が多いと思います。
ちなみに私は、直近前世は水子でしたので、それは怖い思いをしたようなので、3歳位までは非常によく泣く子だったようです。
ですから、保育園に預けられても、恐怖でしかなく、1歳半の頃、1週間でリタイアしたそうです。
実際、私が生まれて最初の感情は恐怖でした。
それは、後年、直近前世が水子という事が判ったので、妙に腑に落ちたのです。
このように、原因不明でよく泣く子、怖がる子は、直近前世で大変な思いをしていますから、
「よしよし、大変だったね。」と、前世ごと理解しようとしてあげたり、しっかり抱きしめてあげる事が重要です。
Ⅱ.よく笑う子、よく寝る子は、直近前世は満足していることが多い
逆によく笑う子、殆ど泣かない子、またよく寝る子については、直近前世では、本人的には満足している事が多いでしょう。
2.幼少期(4歳~10歳)は前世の全般的傾向が現れやすい
4歳~10歳辺りは、前世の全般的傾向が現れやすいです。
また、親の影響を大きく受ける年齢ですので、親子のカルマが出る事もよくあります。
Ⅰ.時には優しく、時には残酷になる理由
これは、前世の状況をそのまま現しています。
この時期によくある事ですが、普段優しい時があるかと思えば、時に残酷になったりします。
残酷になるのは、過酷だった前世が、出ている状況です。
それは、ちょっと現世では良く判らないくらい、酷い事もあると思います。
誰しも、戦争に絡んだ前世はまずありますから、このような状況がたまに出る事があるのです。
幼少の時は、まだ、人格、精神が安定してませんが、これは様々な前世が、瞬間的に出る事が原因なのです。
Ⅱ.幼少時から得意なものは、前世で経験を積んできたことが殆ど
現世に特に理由がなく、この時期に突出した才能がある場合、概ね前世で、その才能が強く働いていた可能性が高いです。
例えば、モーツァルトがピアノを弾くのが3歳からできた事は、前世に間違いなく、ピアノを弾いた前世があるという事なのです。
この他にも絵が得意ですとか、歌うのが得意ですとか。
勉学に秀でたり、突出した才能があるのは、概ね前世でたくさんの経験を積んできているでしょう。
ちなみに、これは幼少期を終えた後で、ある程度年齢を重ねてから気付くケースもあると思います。
Ⅲ.好きなもの、興味を持つのも前世の影響が大きい
特に男の子の場合は、1つに集中する傾向がありますので、好きなもの、興味を持つものが特化しやすく、それは、概ね前世から好きだった可能性が高いでしょう。
好きな乗り物ですとか、好きなおもちゃ、好きな動物ですとか、好きな食べ物。
本好き。漫画好き。等。
幼少の頃から好きなものは、大体前世からずっと好きな事が多いです。
Ⅳ.霊感が最初強く、後に弱まる現象
子供の頃に霊感が強い場合、概ね、前世でも霊感が強かった事が多いでしょう。
霊視能力、霊聴能力、予知能力、オーラが見える能力、幽霊を見る能力、霊界とのチャンネルが合う能力等様々です。ですが、その能力は前世でもそのまま使っていた可能性が高めです。
基本的には、現世では3次元の波動が強いですから、その能力は徐々に無くなっている事が多いです。
ですが、地球の波動もこの数年で大幅に上がってきていますので、そのまま能力が下がる事なく、大きくなっても使えるケースも増えていくように思います。
Ⅴ.保育園、幼稚園、小学校の状況がそのまま前世と同じ事も
幼少の時には、人と多く会うようになっていますが、前世とご縁が深い人とも多く会うでしょう。
その結果、学校生活そのものが、前世の状況をそのまま再現していたりする事があります。
仲の良い友達、仲の悪い友達、また、好きな先生、嫌いな先生等も、前世の状況をそのまま再現している事が多いです。
大好きだった幼稚園時代の子、小学校の子は、大体前世でも深い関係性の事が多いです。(そして、現世では大きくなってから結婚しない事が大半です)
Ⅵ.親のカルマの影響を受けやすい時期
この時期は、子供は親の影響を大きく受ける時期です。
その為、親子でカルマが大きい場合、この時期に何らか大きな問題になる事が多いです。
3.子供との関係を深めるには、前世を理解するのが一番速い
現代の日本で転生してくる人は、人間として数百以上の転生、多くは数千以上の転生を繰り返してきています。
その結果、その子が得意なもの、好きな物って当然あるものです。
また、その子が嫌いな事、苦手な事も当然あります。
まずは、その子の前世を知るのが一番速いと思います。
それは、別に前世ヒーリング、前世療法をせずとも、現在興味持っている事、得意な事、好きな事を見れば大体は判るようになっています。
その子との関係性を深めるには、この辺りの事を念頭に置き、基本的には、その子が興味ある事、好きな事をさせるのが一番良いと思います。
習い事をさせる場合も、この辺りの事を念頭に置いて選んであげるとよいと思います。
また、本や情報も前世に絡んだものを選んであげるのが良いでしょう。
特に小学生の頃に興味を持つ事は、どうしても前世と関係している事が殆どですから、子供をしっかり観察し、意見や思いを汲み取って、その上で決めてあげましょう。
4.まとめ
このように、幼少期、特に10歳頃までは、前世の状況がそのまま現れる事が大半です。
ですから、子供を育てるには、まずその子の前世を知る事が一番速いです。
それは、子供を観察していてもよく判ります。
好きなもの、好きな事、得意なもの、突出したもの。
これらの事を理解し、汲み取り、どんどんさせていくと良いと思います。