現代の日本であれば、過去世を数百持っている人が非常に多いです。
殆どの人は300~800回程の前世があります。
その内のいくつかは、有名な人物であったりする事も珍しくありません。また、そのガイドをしている可能性もありえます。
1.有名な自分の前世の見つけ方
前世療法、前世ヒーリングでは、その人の問題点を解決する為に、見る事、体感する事が大半ですので、その過去世が有名な人物であるかどうかはそこで判る事は殆どありません。
ですが、そこで体感した経験、背景。登場人物。
ここから判断できる事もあります。
まず、自身のオーリング判定をしてみましょう。
「私の前世はウィキペディアに掲載されていますか?」
「YES」
と出れば、場所、時代、職業、性別等をどんどん特定していってください。
名前の行から探す方法もありかもしれません。
「ア」行で始まる。このような探し方でもOKでしょう。
ですが、大体自身の前世って、自分の興味ある事が殆どですので、大体、察っしがついているとは思います。
有名な自身の前世があれば、このようにして見つける事ができます。
もし、見つける事ができましたら、自分で前世の自分を知る事が可能になってきます。
但し、どんなに有名な歴史上の人物であっても、無名の過去世の方が圧倒的に多くて普通です。
また、本当は有名な前世や未来世があるのですが、現段階ではガードが働いているが故に判らないという事もあります。
ですから、現段階で、私の前世がウィキペディアに掲載されていますか?で
「no」
と出てもそれ程気にしなくてもよいと思います。
その場合、現段階では知らない方がよいからです。
2.有名な自分の前世が判った後にする事
Ⅰ.第三者(占い師さん)に見てもらう
最初はそれが本当かどうか疑わしく思う事もあると思います。
私も当初そうでした。
この場合は前世リーディングできる占い師さんに見てもらいましょう。
第三者目線で間違っていれば間違いと出ます。タロットでもそう出るでしょう。
しかし、反対されなかったり、否定されなければ、ほぼ間違いないと言ってよいでしょう。
ただし、先生選びは非常に重要です。
診ているのではなく、頭で恣意的な意見を言う人もいますので注意が必要です。
また、精度、深さも重要ですので、口コミ等があるなら、参考にしてください。
なお、複数名見てもらえば、より精度は上がるでしょう。
ちなみに、この時の診てもらう占い師さんは案外前世でご縁が深い人だったりするようです。
Ⅱ.ウィキペディアで調べてみよう
このように自身が有名な前世が特定できた場合、次はウィキペディアで調べてみてください。
更に、文献。書籍。作品等がもしあれば、そこからさらに自分の前世の記憶を掘り下げる事ができます。
オーリングでどんどん調べてみてください。
それを読んだり、見たりする事で
「あの時はこんな思いだったんだな」
と前世の記憶を思い出すようになってきます。
このように有名な前世の自分がありましたら、あらゆる所から自身の前世を自分で深堀りしていくができます。
また、ウィキペディアで人物の場合、まず書かれているのが
生い立ち、経歴といったものです。
おそらく多くの人が思うのは、「果たしてこれ本当?」ということですね。
自分の前世の記憶とは一致しない事もよくあるのです。
ですが、前世の記憶が正しければ、それは整合性がある事が多く、矛盾が解決できる事が多くなります。
よって、その生い立ち、経歴が、史実と違うのか。
またその通りなのか。
これも判ってくると思います。
後、よく起こるのは、感情的な記憶です。
あの時、苦しかった、大変だった、罪悪感がある、思い出したくない、逆に楽しかった、やりがいがあった、面白い、様々な思いが蘇るでしょう。
しかし、ウィキペディアに載るような場合、大体あの時は大変だったは多いと思いますけどね。
ですが、史実と自身が感じてる感覚がずれていることは本当に多いと思います。
この場合は、確認をどんどんと進めた方がよいでしょう。
Ⅲ.該当しても、その殆どが自分で無いケースも
私の場合、こういったこともありました。
一応ウィキペディアに載っている名前が該当したのですが、その内容の殆どが自身の前世の記憶、経験と一致するものと思えなかったのです。
これは、時の権力者がある有名人にすり替えて利用したから、という事が判りました。
ですから、その者がしてきた功績、が全く別人のものだったのです。名前だけ自分にされているという感じです。
このように、時の権力者によって、様々な書き替えをしている事もあるのです。
ですから、このような事から、時の権力者の考え方、その時代のスタンダードな感性って何なのか?といった事が判ってくるのですね。
これらはオーリングでどんどん調べる事ができます。
自身を知る上でも、どのような人と接したのか、どのような時代にいたのか、その時の私はどのように思ったのか、結局どう動いたのか、これらが判る事は、とても重要な事なのです。
Ⅳ.旅行してみる
その人物に関連する所へ旅行してみるとさらに記憶は蘇るようになります。
特に行きたいと強く思う場合は、是非行ってください。
それは、その時の記憶を欲している事に他ならないからです。
行く事で日常にも大きな変化が起こるでしょう。(それも良い方向にです)
逆に行きたく無い場合は行かない方がよいです。
その段階での思いがそうなら行くのは止めましょう。
ただ、カルマ浄化が進めば、最終的には行きたくなってくるとは思っています。
Ⅴ.関連する人に会ってみよう
これも同様ですね。
その自分が今世で関連している人。
その人が今世誰なのか判ったような場合、是非会ってみて下さい。
(既にもう会っていたという事も多いですが、この場合はより縁が強固になると思います)
特に会いたい気持ちが強い場合は是非会って見ましょう。
逆に会いたくない場合は今は会わなくてもよいです。
現段階の思いを優先してください。
ですが、カルマ解消が進めばいずれ会うよう、・・・というより会いたくなると思っております。
Ⅵ.時間がかかるケースも
作品、には嘘が無く読み取りがしやすいと思いますが、文献や史実は嘘が入っている事もよくあります。
また情報量が少ない時でも本当の事が判るまで時間がかかる場合もあります。
私に関しては、平安末期のとある前世では1年位かかって、ようやくその真相がわかったのです。
情報量が豊富であればすぐ判る事もありますが、情報量やきっかけが少ないと判るまで時間がかかる事もあります。
3.公にする時の注意点
もし、自身の前世がある有名人と判った場合、公にはせず、言える人だけに言うようにした方が無難です。
身近な人に留めておいた方がよいでしょう。
また、占い師さんの場合、例えば登録制の場合、守秘義務がある事が多いので、こういった点でも言い易いというメリットがあります。
(繰返しますが、先生選びは重要ですので、気をつけてください)
もし、自分の前世を公に言う場合は次の2点に気をつけてください。
基本的には止めた方が良い事が多いようです。
Ⅰ.その当時の相手に怨恨が終わっていないケースがある
例えば武士で有名な前世が居たとしますね。
となりますと、相手側の霊から恨みを買う可能性があるのです。
そもそも戦国時代等、武家の時代で、人を殺めたとしても一応は世の為に戦っている人が殆どですので、案外怨恨は
残っていない事は多いものですが、それでも過去世の当の本人からしますと、怨恨の念が残っているケースがあります。
それは武士だけではありません。
時の権力者であったり、王族、政治家、市長、町長、村長さんであっても、当時怨恨を残してしまっているケースもあります。
特に酷いだまし討ち、裏切りが絡むと怨恨が残る事はよくあるのです。
また、商売人や事業家でもその可能性ありますし、基本的には親子。夫婦。兄弟。恋人。組織の人間。学校の同級生。どこの世界であっても恨みを残してしまう可能性はあるものです。
まずはこの辺りの怨恨関係がクリアーになっている事が1つ重要だと思います。
もし、怨恨が終わっていなさそうな場合であるなら。
例えば王族であって、なんとしても世界を平和にする、世を立て直すといった特定の意義がなかったり、それ以上の覚悟が無い限りは止めた方が良いと思っています。
2.利欲、妬みの元になるケース
例えば、殆ど怨恨と関係の無い、芸術家関係なら良いのでは?とも思いますが、案外利欲に関係してしまうので、公にしても足を引張ることが多いようです。
私自身、生粋の芸術家という前世はありませんし、そもそも芸術家は感情面で悪い事はほぼしていないのですから、当初、別に良いのでは?とも思っていました。
ですが、私が有名な芸術家だった前世が無いからそう思っていたようなのですね。
芸術家の場合は公にしても怨恨とはほぼ無縁かもしれませんが、嫉妬は生むかもしれません。
また利害には大いに関係しそうです。新たな負のカルマを生むきっかけになりかねないのです。
芸術家ってそもそも、その時のエネルギー波が作品を左右します。
純粋に作品の良さを追求するのであれば、やはり止めておいた方が良いように思います。
このように、芸術家、アーティストといったケースでも止めておいた方が良さそうなのです。
この場合も身近な人達に留めておく方がよさそうです。
4.まとめ
有名な前世がある場合、自身で調べて、動いて、深掘りしていく事は良いと思います。
ですが、前世を公にする事は、カルマを蒔く原因になりやすいと思います。
これは止めておいた方がよい事が多いようです。
ですから、自身の前世を公にするのは、自身の思い、意義との兼ね合いで決まると思います。
自身の前世を公にする時にはもう一度
公にする事による自身の思い(理念)は本当にそれでよいのか。
公にする意義は何なのか。
を確認してみてください。
それから決めましょう。