私が受けた方法は前世療法というより、前世ヒーリングに近いと思っております。
この他にも前世療法は様々なものがあります。
詳しくはこちらより見てください。
前世療法の種類
今回は私の経験した前世療法は占い師さんによるものです。
その方法はかなり特殊です。
見てもらうだけでなく、占い師さんを通して会話ができるのです。
また、ヒーラーさんによっての浄化ではなく、自身の力での浄化が必要という点でも少し変わっていると思います。
では、占い師さんによる前世ヒーリングを詳しく紹介したいと思います。
1.まず、身体の痛む部分を告げる
大体、自身の中で身体の痛む部分、特に生まれながら原因不明なもの程、前世での心の傷があるそうです。
最初に身体の痛む部分を告げます。
最初受けた時、私の場合は右肩真中あたりでした。
2.次に瞑想状態に入る
まず目をつぶって心を落ち着かせます。
次に深呼吸をし、さらに落ち着かせます。
何も考えず、自身を瞑想状態に近い状態にします。
3.占い師さんに該当する場所の前世に繋がってもらう
痛む場所に触れていきます。
そこで占い師さんは、該当する前世に入っていきます。
前世の私の状態、時代、場所が大体見えてくるそうです。
警告を知らせる為ですとか、前世そのものの状態を知らせるような場合、ここで終わる事もあります。
但し、初期の頃、ヒーリングを受ける必要が有る場合はまずここで終わる事はありません。
4.前世の私と交信、次に私の前世と会話する流れに
次ぎに私の前世と会話していきます。
前世の自分は、概ねその時の感情を伝えてきます。
今世の自分にとって重要なメッセージを伝えてきます。
一例としてですが、ここからは1回目、初めての自分の過去世についての会話を再現します。
初めて会った私の前世は武士をしていました。
時代は相当の昔、中国での事のようです。
人をたくさん殺めた罪悪感より苦悩に陥っていました。
火をつけ村ごと焼き討ちしたようなのです。
晩年は修行僧のような姿で布施を受けたりしていたようです。
その時の自分がこう伝えてきたのです。
「許してもらえるだろうか」
私にそう聞くのですね。
この段階では、さすがに程度問題やどこまで、何に対して辺りはイマイチ具体性が無くよく判りませんでした。
時代が時代だけという事もあるでしょうし、もう仕方ない部分もあるだろうし、もう深く反省はしているという感覚はありましたし、許してあげる他ないと思いました。
後、これは会話から判断した訳ではないのですが、好きでそのような道に進んだ訳でもない。
という感覚も伝わってきましたし。
(好きで武士をしている人ってほぼいないと思います、時代背景的にやむなくしている事が普通です。)
まあ、感覚というか、前世の自分だから判るという事もあるのかもしれません。
ちょっと考えましたが、総合的な感覚より、
「・・・はい」
と答えました。
すると、肩の痛みが抜けたのですね。
これまで長年痛んでいた右肩中央の痛みが抜けたのです。
前世の自分は自戒的に肩の上に槍を刺していたのです。
許してもらえるまで、ずっとそうして待っていたのですね。
これが、1回目の前世療法です。
時間にして恐らく15~20分位。
この時は、これで一旦解決しました。
それ程時間は取りませんでしたが・・・。
5.1回目の前世療法は後々に深い意味がある事が判る
この1回目の前世療法はすぐ終わりましたし、それで肩の痛みも抜けましたから、これはこれで終わり。
という感覚でその時はそのまま帰りました。
しかし、その後判っていく過去世より、ヒーリングしてもらった先生との関係性。
とも深い関連性があった事。・・・まあ、当時どうもライバル関係にあったようなのですね。
(その時にはお互い全く判りませんでしたが)
ヒーリングされた先生とも出会うべくして会った、嘘みたいな本当の話だったのです。
この文面は、最初に聞いた内容をなるべくリアルに再現したものです。
当初、よくある話。それ程たいした事ない問題。
とこの当時は思っていたのですが、決してそんな事も無かったのです。
想像以上に大きな話だったのですね。
この時の私は実は兄弟の裏切りの件で悩んでいたのですが、これは直接でないにしろ間接的に関係ある話・・・という事も数ヶ月後には判ってくる事となります。
このように、最初に受ける前世療法、前世ヒーリングの話は最終的にはかなり大きな意味をなしているケースがあります。
全ての人がそうか判りませんが、1回目に見てもらう前世は、現在の自分を構造的に成す意味を持つような事が多いと思います。
そして、もっと深い所に問題があれば、それを解消していく。
そのような流れになるのです。
カルマはたまねぎの皮をむくように、中へ中へと深く連なっています。
その表面からある一定レベルのカルマを解消する事で、1つ1つ前世の問題がクリアーしていくのです。