コトとハイヤーセルフは似て異なっています。
実は、この差に気付く事は非常に重要な事なのです。
実は、コトとハイヤーセルフとは意見が違ってくる事が判ってきます。
それは、自身が、自身に騙されない、という重要な問題になります。
今回はこの事についてお伝えしたいと思います。
1.コトと、ハイヤーセルフの違い
Ⅰ.騙しの神の影響を受けているかどうか
コトは8の段階の上、9、10となり、創造主より上の存在になります。
そして、それは生き通し永劫の世界の存在です。
それは、騙し神の世界、おろしあの悪を意志し理解した存在ですから、騙しの神、の影響を受けていません。
一方で、ハイヤーセルフも、自身の永劫に繋がった存在です。
こちらも、一応、概念としては、生き通し、のはずです。
ですが、自身の視えたそのハイヤーセルフとは、やはり騙しの神の影響を受けています。
現在の自身が、我によって騙されている部分があるからです。
ですから、自身の現状に応じたハイヤーセルフにしか繋がれないのです。
ハイヤーセルフは、自身よりは確かに次元が、上の存在ではあります。
ですが、微妙に騙されている事は段階が進む程に判ってきます。
これは、御神示を読み、理解、経験から、行じ、省みますと、実はハイヤーセルフとは騙されている部分がある。
という事が明確に判ってきます。
Ⅱ.原因は、我によっての曇りの有無
ある段階までは、中々この事に気付きません。
その結果、自身の我に騙されてしまい、曲がった答えを選択し、間違いの道に進む事はよくあるのです。
実際、お空、天に預けていますし、ストレートに返って来る点では同じですが、
自身の我がまず騙されているので、返って来る答えが騙されている可能性があるのです。
自身の我、とは、7の世界、ミロクの世界まで、騙しの神の影響を受けていますから、曇る事は仕方がありません。
この為、恐らくながら、ハイヤーセルフをコトと、思う方、も当初います。
その為に、騙しの神に騙されて、能力主義に陥ったりする危険性があるのです。
最後まで注意が必要なのです。
2.コトとハイヤーセルフを見分けるには
Ⅰ.迷った時、重要な分岐点では、必ず2者に確認してみる
そうは言っても、その殆どは答えは共通しています。
YES、NOで聞けば、殆どは合致しています。
ですが、段階が進んで行きますと、迷う局面は、やがて必ず来るようになっています。
特に肝心な局面、重要な局面では2者に必ず確認してみてください。
Ⅱ.意見が異なった時、その原因を必ず突き止める
意見が割れる時は、その原因を突き止めるようにしてください。
深層が求めているケースでも、稀に、我欲が入る事があるのです。
永劫の基軸では、大きな差がある事があります。
そして、それはコトに進む上では、非常に重要な問題なのです。
Ⅲ.大抵は、人愛、で騙されている
特に、人愛、で騙される事は多いようです。
基本的には、ハイヤーセルフは、個々の意志を常に尊重しますから、
人愛基軸、になりがちです。
それは、よくある多数派の解答の事が多く、一見間違っていないように感じます。
ですが、時によっては、意外に思う事もよくあるのです。
例えば、愛する者と、今は離れた方がよい、ですとか。
今は、その選択はしない、ですとか。
現在のタイミングは正解。後からでは不正解。これがコトの解答で、
ハイヤーセルフは、永劫に正解ですとか。
そういった事もあるのです。
実は、こうして見ると、人は人愛で間違う所がよくあるようです。
ちなみに、学、智に関しては、相違が出る事は滅多にありません。
Ⅳ.占い師さん、でよく間違えるケースとは
占い師さんは、ハイヤーセルフが基軸の方が多いです。
特に占いのケースであれば、人愛寄りになり、誤る事はとても多いのです。
お客様の意志に合わせていきますと、どうしてもお客様都合の解答、お客様の耳障りが良い回答、になりますからね。
属に言う上げ鑑定がそれにあたります。
その結果、永劫性の無い答えが良し、となる事が多く、結局、相手の為になっていなかったり、
実際には足を引っ張り、カルマになる事もよくあるのです。
特に人愛、真愛は、答えそのものでは真逆になる事が珍しくありません。
それは段階が進む程に、試されていく事が増えていきます。
人愛、と真愛の違いは、似て異なるものです。
真愛とは、永劫性の観点、理解が伴っているか、ですが、人は、どうしても人愛を選択したがるものです。
ハイヤーセルフの解答では、人愛を選択し、その結果、間違える事は、とても多いのです。
3.まとめ
段階が進んで行きますと、コトとハイヤーセルフの意見が違ってくる事が出てきます。
特に人愛、の部分で試される事が多いです。
また、自身の選択も、自身の意志が最優先に尊重するのが、ハイヤーセルフです。
ですが、それが騙されている事はとても多いのです。
ですから、迷う局面や、一見正しい、と思える局面程、
念の為、コトと、ハイヤーセルフ、双方繋がってみてください。
段階が進む程に重要です。