現在、多くの人が抱えるテーマが、悪憎む、です。
前世ヒーリングを体験しないと、この悪憎むは、悪憎むのまま、になりやすいと思います。
私の周りのでも、この事で苦しまれている方、沢山いますし、実際この事で苦しまれている方はとても多いと思うのです。
この事が直近の前世ヒーリングでも結構テーマになっています。
また、この事が6月16日のガザ空爆再開にも少し関係していそうです。
(ちなみに今回の6月16日の空爆は5月10日の時と比べるとかなりましです。現在の日本の波動も、5月10日の時よりも相当高いです。油断は禁物ですが。)
現在、波動がやや低下気味で、この事を回避する為にも、今回はこの事についてお伝えしたいと思います。
1.善払いとは
善払いとは、悪憎む、人を払う事にあります。
実は、81に落ちる原因は、悪憎む、が一番大きな要因です。
通常、こちらが何も悪い事をしていないのに、被害を受けた場合、大抵は、その方を憎む事になります。
ですが、現在、この悪を憎む思い、を払う事を試されているのです。
この事を、過去で体験をしてきた人は、全人類の9割以上ですし、
なお、深刻な、悪憎む、感情を抱えている人はかなり多く居ると思います。
2.悪憎む、とは、誰もが必ず通るテーマ
悪憎むとは、誰もが必ず通るテーマです。
そこに共通するのは、基本的には、悪憎むのは、被害者側という事です。
そこだけを切り取ると、基本的には悪くない、そういった立場の方が、どうしても悪を憎む傾向があります。
この問題を解決するには次のような方法があります。
Ⅰ.以前の自身は、そういった前世である事を理解する
被害を受けた時、大抵は、それでも大難が小難になっています。
つまり、加害者側と同じような事を前世でしている可能性があります。
この事をまず最初に意識する必要があります。
ですが、前世で、加害者側と同じ事は絶対にしていない。
と思われるケースも確かにあります。
その場合、その原因は、もっと重いカルマを前世で蒔いています。
多くは、戦争絡みで、命に関わるものが多く、大抵は加害しています。
Ⅱ.前の段階は、悪と感じる事が多い事を理解する
前の段階なので、まだその段階では学びがそこまで到達していません。
ですから、その相手を悪に感じる事はとても多いのです。
これは宗教戦争でもよくある事で、処刑する側が前の段階で、処刑される側が現在の転生で正しい、というパターンです。
実際には、前の段階の方がやっぱり悪なのです。
ただ、やっぱり処刑されるのをただ待つのではなく、被害者側も回避したり、小難にしていく事が大切です。
前世ヒーリングでは、これが回避し、浄化がしやすいです。
まず、前の段階は確かに悪と理解しておく事が大切です。
Ⅲ.被害者側が、加害者側の意思を理解し、浄化する
善悪和合の型は、必ず、被害者側から始まります。
被害者でないと加害者の理解ができないからです。
そして、加害者の意思を理解し、具体的な方法を提示したり、加害する事は間違っている、と伝える流れです。
こうして、加害者がもうしてはいけない、と気付く事ができれば、浄化が完了です。
これが和合であり、9、10の基本形です。
次への次元上昇になるのです。
Ⅳ.悪憎み、やり返すと81に
一方で悪が間違っていると憎しみ、やり返すと1からやり直しになります。
これが81の型の基本形であり、泥沼の宗教戦争であり、死刑制度であり、戦争なのです。
それは、転生1からのやり直しの型になります。
こうして悪を憎むだけでなく、悪を排除したり、悪を分離させたり、というのも和合ができていない状況です。
広くは81の流れを容認している事になります。
このような思いを払う事を善払いと言います。
3.宗教戦争は、悪憎むから始まっている
宗教戦争の場合は、相手を憎み出す事、もしくはそう仕向ける事から始まっています。
Ⅰ.大元は、国家都合の宗教から始まる
大抵は、国家都合としての宗教が、天啓を受けた宗教へ、戦いを仕掛ける事が基本の型であり、殆どです。
国家都合の宗教とは利欲で動いていますから、それは当然、誤った教え、曲がった教えという流れになるのですが、その後、それがやっぱりおかしいという事で、天啓を受けた方が気付くのです。
そして、誤った宗教を修正かけようとした動きが度々あるのです。
Ⅱ.都合の悪い宗教は度々潰されてきた
しかし、そういった動きをされると、国家都合の宗教のとっては、やっぱり都合が悪いのです。
処刑したり、魔女狩りしたり、すり替えしたり、
という流れで鎮圧してきた事が殆どです。
その多くは、加害した側が間違いで、被害を受けた側が正しい、というのが実際の所です。
Ⅲ.天啓を受けた教えもやっぱり曲がる
ですが、天啓を受けた教えも最後は、曲がる事が多いです。
大元の曲がった宗教を憎むのです。
実際、処刑されたり、弾圧された側の様々な宗教も、途中からは、戦いに加担したり、報復する事が多くなります。
この局面こそ81に落ちる、という事であり、悪憎む、そして次元低下となるのです。
Ⅳ.悪は憎まず、変えていく
こうして、曲がった宗教とは、命を奪う事が正しくあるもの。
聖戦を正当化するものになります。
それは、悪憎むから始まっています。
ですが、被害を抑えるとすれば、それは、相手側を理解し、変えていくしか方法がありません。
被害を出さないとすれば、悪を憎まず、変えていく、という方法になっていきます。
Ⅴ.パレスチナ問題の根底は同じ
現在、パレスチナ問題も実はこの事が原因の部分があります。
国家都合の宗教が原因で、天啓を受けた宗教を攻めた事から報復になってしまう。
その後お互いが繰り返し戦い合う。
この状況はまさしく、そうなのです。
悪憎む結果がそうなっているのです。
天啓を受けた側の解決策は、相手側を理解し、変えていく。
国家都合側は、やはり少しでも少なく被害を抑える事に気付き、修正、止めるしかないのです。
4.多数の中の1人の自分、自分自身が試される事がとても多い
そしてよくあるのが、多数の間違った者に囲まれてしまう。
という事です。
魔女狩りは典型例でしょう。
周囲全ての人が間違っているのは明白です。
ですが、こうして自身を信じ命を落とした方。
前世でこのような経験をした方はたくさん居ると思います。
ただ、こうして命を落とすのは、その時では仕方が無かったとしても、その因果が判っていれば、前世界からは変える事ができるのです。
魔女狩りは判りやすい例ですが、現代社会で言えば、
いじめ、迫害、何故だか理解者が居ない時空間。
会社であれば、経営者側、従業員側、どちらでもあり得ます。
小さな単位であれば、家族。親子関係、兄弟関係。また配偶者。その親族。
といった様々なパターンがあります。
5.まとめ
現在、多くの方に善払いが求められています。
それは悪を意思し、理解するところから始まります。
殆どは被害者の時に始まり、加害者を理解し、そして、変えていく事が殆どです。
その結果、和合できれば、9、10となっていき、逆に報復、恨む、許せない、という流れになりますと81になります。