次元上昇のきっかけ 90 書き換わっても、書き換わる前の記憶が残る意味とは

次元上昇のきっかけ

次元上昇にあたって、とても重要な事。

前世ヒーリング等で書き換わっていても、書き換わる前の記憶は残っているという事です。

つまり、書き換わる前までの、酷い時代、苦しい時代、
その因果の記憶は、通常残ったままになります。
ですが、心の浄化は確かに進んでいますし、実際には因果は書き換わっています。

この事は結構重要なようです。

例えば、マンデラ・エフェクトではとても判り易いのですが、
書き換わる前の出来事は記憶で残っています。

歌だったり、映像であったり、地理であったり、様々なケースがあるのですが。

前世ヒーリングで書き換えが起こっても、書き換わる前の記憶が残っているのが不思議なところです。

これは次元上昇にとっても重要な意味があるようなのです。

前世の記憶そのものまで書き換わる訳ではないのですね。

1.書き換わる前の記憶が残るのは、同じ過ちを繰り返さない為

前世ヒーリングで、書き換わる前の記憶が残っているのは、同じ過ちを繰り返さない為。
という事が一番に挙げられます。

例えば、理想的な例としては、前世で原爆を受け被害に遭ったのが、被害を受けなかった、という書き換えが成功するようなケースがあります。

この場合は、書き換えにより、確かに心の浄化は進んでいますし、心身に痛みがある場合は引く事が多いのですが、
原爆投下で、受けた心の傷の記憶、までは消えないようになっています。

これは、原爆で受ける心の傷が消えない事によって、新たに、同じ事は絶対に繰り返さない、という事を学ぶ為、という事があります。

苦しい前世の記憶。
それはとても意義があるものなのです。

2.戦士・武士の前世が、唯一、役に立てる事とは

戦士・武士とは基本的には人の命を奪う職業ですから、カルマ的には前世に無い方が理想的でしょう。

ですが、多くの人は、前世で必ず経験するようになっています。

勿論、戦士・武士でありながら、戦いが起こさないようにする。
被害を抑える、戦わない重要性を学ぶ為、という事もありますが。

本質的に一番重要な意味。

それは戦士・武士が人を苦しめる事以外に他ならない。
それは周囲の人を苦しめる事に他ならない。
突き詰めると、何より自分を苦しめる事にしかならない。


だからしてはならない。という事を学ぶ為という事があります。

Ⅰ.戦士・武士の前世で、よく受ける因果

戦士・武士の時は、殆どが男性特有の前世ですが、
これが、英雄になったり、より多くの人の命を奪いますと、
女性の前世の時、その影響が出る事がよくあります。

女性が受ける事が多いものとして、

水子の問題。
生贄。
遊郭での強要的に働く転生。

とにかく生命を奪われたり、自由を奪われる、という事はとてもあります。
これは概ね、戦争カルマです。より重い程その傾向が強くなります。

また、男女共に受けるカルマとしてよくあるのが、

不慮の事故。
生贄。

生命に関わるものがやっぱり多いのです。
さらに、これで、大難が小難化している事もとても多いです。

上記の事例では、これまでの前世での大量の負のカルマが一気にまとめて解消される。
という事がよくあります。

概ねこの転生の時は、地獄のような生涯を送る事はとても多いのですが、

突き詰めると、戦争を絶対してはいけない。

という事を因果から学ぶ為、という事があります。

ですから、本当は思い出したくもない位、苦しい前世って確かにあるものなのですが、
この記憶が存在している最大の理由。

戦いで、命を奪うという、同じ因果を絶対に繰り返さない。
二度と起こしたくない。
起こしても、転生の因果で苦しむだけ。

という事を、深層が理解しようとしている為なのです。

唯一、この点のみ、戦士・武士、戦争の前世に意義がある事なのかもしれません。
(だからといって、戦士・武士、戦争があって良い訳ではないのですが)

Ⅱ.戦乱期の持つ意味

人類の歴史では、動物的次元での弱肉強食が強い転生期に、あえて集中的にそういった転生初期段階の魂を集める傾向があると見ています。

人間転生間無しでは、概ね、学び、想念が、人の命を奪う点でも、動物寄りです。

そのカルマは、後の転生で、書き換える為に存在している、と言ってもよいのです。

戦乱期がそれに当たります。
ですから人類の歴史では、戦乱期とう悲劇が必ず存在している事になります。
あえて、この時期に人の負のカルマを吐き出させているとも言えるかもしれません。

それは、後年書き換える為に存在しているとも言えるのです。

Ⅲ.どのような方も、必ず経験している

動物を見てみると、判ると思うのですが、必ず殺生の道を通るようになっています。

誰もが動物の転生を経ていますから、つまり、戦争と無縁という人はいません。

聖人君子達も、書き換わって無縁という事になっていますが、書き換わる前は必ず経験しています。

つまり、次元上昇している人も、転生上、必ず経験しているのです。

そこに必要な事、必須条件が書き換えのようです。

Ⅳ.苦しみを判っているからこそ、浄化、書き換えが可能

実は、浄化や書き換えができるのは、その時に苦しい思いをした、苦しい経験があったからのです。
ですから、強力に換えたいと思う気持ちが沸くのです。

聖人君子達が、聖人君子たる理由は、それこそ、
戦争の因果を理解しているから、
という事があるのです。

それは、浄化を実現する為、突き詰めると書き換える為、なのです。

ですから、この時、書き換わる前の、苦しんだ時の記憶を忘れていません。

それは、苦しい記憶の時代を無くす為、書き換えを起こす為に記憶が残っているのです。

ですから、書き換わる前の記憶を忘れない事はとても重要な事なのですね。

3.苦しみとは、書き換える為に存在している

こうしてみますと、苦しみとは、全て意味がある事。
ともいえます。

それは、その因果を理解し、後の転生で、書き換える為なのです。

それは、また多くの人の苦しみを救う為でもあるのです。

4.まとめ

前世ヒーリングでは、過去の事象で書き換えられる事はどんどん書き換える事ができます。

因果から変わりますので、事象も変わりますし、それは現世で、心身の痛みが引く等の体感で実感できます。

また、心の苦しみの浄化も勿論進む事になります。

ですが、苦しかった記憶そのものは忘れる事はありません。

それは、苦しむ元の原因を知る為もありますし、
その元を換えると書き換えられる事が判る、

という事を学ぶ為でもあるのです。

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