前世コラム その92. ゲサラ法ネサラ法から、恐慌になる危険性

前世コラム

コロナの発生以来、ベーシックインカム論が出てきて、いずれ、この流れで次元が変わる、というのが前回の内容でした。

参考:前世コラム その91. ベーシックインカムは、近未来で実現可能

ですが、この話と似たもので、少し違った内容のものがあります。

グレートリセット、ゲサラ法、ネサラ法の3つです。

ただグレートリセットは、その内容はまだ具体的に確定している訳ではなく、かなり広義です。

一方、ゲサラ法、ネサラ法は、具体的である反面、問題点を抱えています。

現在、かなり気になっているのが、ゲサラ法、ネサラ法です。

1.グレートリセットとは

グレートリセットを簡単に言いますと、
今現在存在しているあらゆるもの、様々なシステムをリセットして、公平な社会を実現するもの。

というものです。

これは、2020年のコロナウイルス問題から、世界経済フォーラムの1つダボス会議から始まり、2021年のダボス会議では、グレートリセットがテーマになる事と決定しており、注目されています。

2021年5月での開催予定でしたが、8月に延長される事になりました。

このリセットの内容ですが、主なものとして

金融システム、
労働の在り方、
イノベーション、
最適なテクノロジー問題、
自然との調和問題
食料危機問題

等ありますが、

どこまで、何を、というものが、まだ明確に決まっている訳ではありません。

昨日のベーシックインカムも、グレートリセットに発想としては含んでいる部分はあるのですが、具体的にまだ固まっていないのです。

ただ、このグレートリセットについては、2021年内にある程度明確になっていくと思います。

問題点は、バイデン側、トランプ側、双方とも関与せざるを得ない

一番の問題は、この件に関しては、バイデン側もトランプ側も関与せざるを得ない点です。

つまり2021年3月のエネルギーの変容は1つはこの事が入っています。

この2者は今後、どのような方向に向かうか注目されています。

2.ゲサラ法、ネサラ法とは

ゲセラ法ネサラ法はもっと具体的になります。

簡単に言いますと、

現在の詐欺的金融システムを終了させて、新しいシステムに移行させる

というものです。

つまり、グレートリセットの中でも、金融システムにかなり焦点を当てています。
(詳しい事は、ゲサラ法、ネサラ法とは、で調べてみて下さい)

ただ、現段階では

財源が具体的に不明。(一応は地球そのものに対応させていくという事ですが)

既存の、債権、債務に対しての引き継ぎ方が不明。

もし、実現するとすれば、この部分では、当然弊害が生まれると思われます。

ただ、この話がトランプ側に出ているという説もあります。

Ⅰ.債務を踏み倒す?

元々アメリカの債務は膨大です。

また、コロナ発生による世界全体の金融緩和の影響もありますし、このままでは確かに財源が続きません。

米国債、地方債、合わせて表向きは7000兆程ですが、実際には、桁が1つ~2つ程違う可能性があると見ています。
(ブラックボックスなので、実態はよく判りません)

ここで言うグレートリセットが、
米国の債務をゼロにする。という可能性があると思っています。

これは旧来から何度も言われてきてもいますが。

ネサラ法、ゲサラ法の趣旨は、新システムの移行はまだ良いとしても、それまでの債権、債務はどうするのか。という話が無いのです。

当然債権国の上位、日本、中国は莫大な影響を受けますし、通貨の信認の問題が出てきます。

私がこれまで、心配していたのが、この事です。

Ⅱ.恐慌を招く危険性

この話では、借りた者勝ちの話ですので、ベーシックインカムに比べ、ちょっと話が飛躍しすぎなのです。

勿論恐慌を招くでしょう。

勿論、実行側は、莫大なカルマを蒔きます。

この為、実際には、この話は実現はされない、と見ていますが、実現させようとする意図は、ここまで、トランプ側の話から、何となく見て取れます。

この点がかなり気になります。

3.トランプ側がどこまで実行するか

ただ、ネサラ法、ゲサラ法は、財源と債権、債務問題さえ解決できれば問題無い部分もあります。

現段階では、トランプ側は表面化しないにしても、意向や、行動が、かなりまとまりつつあります。

果たして
どこまで表面化させるか。
どのように実行するか。

には、かなり注目されています。

昨日伝えた、インカムベーシック理論では、アメリカは可能とお伝えしました。
ただ、財源は、世界中からお金を徴収するシステムが出来上がっているからです。

果たして、彼が上手く世界と調和し、上手くグレートリセットができるか、かなり注目されています。

4.恐慌に進む流れとは

そうとは言え、財源、債務、債権が急に変わる訳ではありません。

現段階では、私は、世界同時には、これはまだ上手くつなぐ事ができないと思っています。

ただ、トランプ側は、かなり無理に動く可能性があります。

一方、バイデン側も同様の事を画策しているようです。

一番まずいのは、良い部分だけを宣言し、負の部分だけを相手に押し付けたりする可能性もありそうなのです。

いずれにしても、今回のアメリカ2分問題がきっかけに悪い方向に行く可能性もあります。

是非、恐慌にならないよう、うまくつなぐ事ができますように。
と、祈っています。

5,まとめ

グレートリセットは、コロナ問題が拡大してから意識され始めた事です。
ダボス会議ではグレートリセットがテーマと確定していますので、2021年には、その内容が明確になっていくと見ています。

ただ、この中でまだ無理があると思っているのが、ネサラ法、ゲサラ法です。

米債務問題を解消する為、と、米国ではインカムベーシックが可能という事から、バイデン側、トランプ側、どちらか判りませんが、仕掛ける可能性があると思っています。

是非、平和に、新しい世界につなぐ事ができる事を祈っております。

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