前世コラム その38. 負の連鎖を止められるのは、やっぱり被害者の時

前世コラム

負の連鎖が続くケースでは、カルマ鏡の法則というものがあります。

誰かから何かされると、今度はそれを他の人にする事があります。

例えば、私の前世の例で言えば、

白人が黒人を差別する。
その黒人は次にヒスパニックに差別する。

というものです。

このようにされた事を、そのまま反射的に違った相手に与えるケース、
それがずっと続くケースをカルマ鏡の法則としておきます。

これは、実際にも結構見られます。

実際には、自分の所で受けた所で止めませんと、それが巡り巡って、自分に返ってくるのですけどね。

後、この場合、もう1つ怖いのは、何かの濡れ衣みたいな感じで、自身が被害を受けるという事です。

ですが、この法則から見てもよく判るのですが、負の連鎖を止められるのは、やっぱり被害者の時になるのです。

1.あらゆる場面でみられる、カルマ鏡の法則

まず、親子、兄弟といった身近な血縁関係の所では典型的によく見られます。

また、一般社会でもあります。

ですが、ここで1つ重要なのは、流れを止められるのは、必ず被害者という事です。

また、その被害を受けているのは、概ね前世で加害をしているからのようです。

Ⅰ.親子のカルマ鏡の法則

これが、親子ではとても多いのです。

特に代単位で受け継ぐ事はとても多いのです。

代単位ですから、中にはとても重いものがあります。

誰でもそうですが、親の影響は大きく受けます。
それは、良い部分も悪い部分も同じです。

Ⅱ.親の躾が厳しいと、その子に対しても厳しくなる傾向

特に親からされた躾が厳しいと、その子は、またその子へも躾が厳しくなる傾向があります。

これにより、途中で耐えられなくなったりで、極端な方向に行く事は、よくあります。

ですから、親が厳しいと、その子へも厳しく行くケースが多いです。

流れを変える為には、この時、我が子には絶対させたくない。
という強い思いが必要になります。

Ⅲ.3兄弟以上で、下が被害を受けるケース

よくあるのが、兄弟でも上の子が次の下の子に何か意地悪をしたとします。
すると、その子は、その下の子に何か意地悪をする傾向があります。

目下の者をいじると、次はその次の目下をいじめる。

これは子供の時代では、よくある話しです。

ただ、これも、その型が大きくなると深刻なケースになる事もよくあります。

そして、その流れを変えるのは、やはり一番下の子という事がよくあるのです。

Ⅳ.一般社会での、カルマ鏡の法則

中間管理職によくある話しですが、

上から無理難題を押し付けれられて、それを部下に無茶な事を指示したり、ノルマを課したりする事があります。

営利企業ではどうしても、この構造が避けられない傾向があります。

この他にも上司、部下。
同僚内でもあります。

このような構造は会社でも珍しくありません。

また、その昔であれば、親会社から子会社、子会社から孫会社でもかなりありました。

Ⅴ.学校でも同じ

先生同士でもありますし。

生徒同士でもあります。

そして、どうしても被害を受けるのは、最後の者になります。
(ただ、いじめとは、ちょっと違う構造です)

2.負の連鎖を食い止めるのは、やはり被害者

こうしてみるとよく判ると思うのですが、
負の連鎖を止められる人。

やはり被害者なのです。

何らかの負のものを受けたから、誰かに与えていては、またいずれ自身に返ってきます。

解決する方法は、被害を受けた人が、そこで負の連鎖を止める事にあります。

被害者の段階で、止められない事には、負の連鎖は永遠に続くようになっています。

3.まとめ

このように、負の連鎖が続く事はよくあるのですが、

それを止められるのはやっぱり被害者の時です。

ですから、受けたから他の人に与えては、また自身が負のものをいずれ受ける事になりますし、自身が受けた場合は、必ず止めないといけません。

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