負の連鎖が続くケースでは、カルマ鏡の法則というものがあります。
誰かから何かされると、今度はそれを他の人にする事があります。
例えば、私の前世の例で言えば、
白人が黒人を差別する。
その黒人は次にヒスパニックに差別する。
というものです。
このようにされた事を、そのまま反射的に違った相手に与えるケース、
それがずっと続くケースをカルマ鏡の法則としておきます。
これは、実際にも結構見られます。
実際には、自分の所で受けた所で止めませんと、それが巡り巡って、自分に返ってくるのですけどね。
後、この場合、もう1つ怖いのは、何かの濡れ衣みたいな感じで、自身が被害を受けるという事です。
ですが、この法則から見てもよく判るのですが、負の連鎖を止められるのは、やっぱり被害者の時になるのです。
1.あらゆる場面でみられる、カルマ鏡の法則
まず、親子、兄弟といった身近な血縁関係の所では典型的によく見られます。
また、一般社会でもあります。
ですが、ここで1つ重要なのは、流れを止められるのは、必ず被害者という事です。
また、その被害を受けているのは、概ね前世で加害をしているからのようです。
Ⅰ.親子のカルマ鏡の法則
これが、親子ではとても多いのです。
特に代単位で受け継ぐ事はとても多いのです。
代単位ですから、中にはとても重いものがあります。
誰でもそうですが、親の影響は大きく受けます。
それは、良い部分も悪い部分も同じです。
Ⅱ.親の躾が厳しいと、その子に対しても厳しくなる傾向
特に親からされた躾が厳しいと、その子は、またその子へも躾が厳しくなる傾向があります。
これにより、途中で耐えられなくなったりで、極端な方向に行く事は、よくあります。
ですから、親が厳しいと、その子へも厳しく行くケースが多いです。
流れを変える為には、この時、我が子には絶対させたくない。
という強い思いが必要になります。
Ⅲ.3兄弟以上で、下が被害を受けるケース
よくあるのが、兄弟でも上の子が次の下の子に何か意地悪をしたとします。
すると、その子は、その下の子に何か意地悪をする傾向があります。
目下の者をいじると、次はその次の目下をいじめる。
これは子供の時代では、よくある話しです。
ただ、これも、その型が大きくなると深刻なケースになる事もよくあります。
そして、その流れを変えるのは、やはり一番下の子という事がよくあるのです。
Ⅳ.一般社会での、カルマ鏡の法則
中間管理職によくある話しですが、
上から無理難題を押し付けれられて、それを部下に無茶な事を指示したり、ノルマを課したりする事があります。
営利企業ではどうしても、この構造が避けられない傾向があります。
この他にも上司、部下。
同僚内でもあります。
このような構造は会社でも珍しくありません。
また、その昔であれば、親会社から子会社、子会社から孫会社でもかなりありました。
Ⅴ.学校でも同じ
先生同士でもありますし。
生徒同士でもあります。
そして、どうしても被害を受けるのは、最後の者になります。
(ただ、いじめとは、ちょっと違う構造です)
2.負の連鎖を食い止めるのは、やはり被害者
こうしてみるとよく判ると思うのですが、
負の連鎖を止められる人。
やはり被害者なのです。
何らかの負のものを受けたから、誰かに与えていては、またいずれ自身に返ってきます。
解決する方法は、被害を受けた人が、そこで負の連鎖を止める事にあります。
被害者の段階で、止められない事には、負の連鎖は永遠に続くようになっています。
3.まとめ
このように、負の連鎖が続く事はよくあるのですが、
それを止められるのはやっぱり被害者の時です。
ですから、受けたから他の人に与えては、また自身が負のものをいずれ受ける事になりますし、自身が受けた場合は、必ず止めないといけません。