前世を見ても、夫婦、家系、子孫、出世、全ての鍵を握っているのはやっぱり女性です。
歴史では名が表に出てくるのは殆ど男性ですが、一方で、家計の繁栄、子孫の繁栄、財の繁栄、夫の出世の鍵を握っているのも女性です。
この事は前世からだけでもなく、3次元世界でも様々な所に出てきます。
今回は、生物学、家系学的な見地から書いてみました。
1.家、子孫の繁栄の鍵はやはり嫁
嫁って女編に家と書いて「嫁」という字になります。
これは字の話だけでなく、実際、家を築く鍵、つまり夫の出世、財を増やす、繁栄の主導権は女性にあるという事なのです。
古来、家にいる時間が長かったのは女性(嫁)という事もありますが、女性は男性を立てて働いてもらって帰ってくる事で、果報も返ってくるのが基本でした。
近年こそ、共働きが増えた為、必ずしもこの型が正しい風に感じないかもしれませんが、ただ、財の主導権を握るのは確かに嫁なのです。
その本質は、嫁が愛の循環を発動させているかが大きいのです。
それは子供だけでなく、特に夫に対してもあるかどうかです。
近年、子供だけにしか興味なく、夫に対して全く無いようなケースも珍しくありませんが、結局その型は子供に移っていくのです。その場合、夫婦間で愛の循環が無い状態が子孫にも受け継がれていくのですが、結局子孫は衰退化する流れになるのです。
一方、夫も妻に対する愛の循環があるかが重要なのです。
ですから家庭が繁栄していく場合、その秘訣は夫婦円満にあるかどうかが大きいのですね。
ですから、不倫関係にありますと、家は建たなくなりますし、仮に建っていても、売却の必要性が生じたり、衰退の流れになっていきます。
これは家系繁栄の基本的な型なのです。
2.生態系の多くで、子孫の繁栄は女性が鍵を握る
最近の学説では、動物において、子供から見て重要な存在は、父親でなく、母親というものが主流です。
この説は全ての動物で当てはまる訳では無いですが、かなり多くの動物、9割以上で当てはまる事は確かのようです。
実質的には父親が母親や子のサポートをする動物も存在しますが、全てのオスがそうではありません。
むしろ、子を作ったらもう次のメスに移るとか、子はほったらかしという動物の方が確かに多いです。
ですが、動物界のメスは殆どのケースで、子を第一に考えています。
実際、子にとっても、特に1人立ちできるまでは母親無しでは生きていけない動物が非常に多いです。
この事実を見ていますと、動物の世界。
確かに子孫の繁栄の鍵は母親にあると言って間違いありません。
この部分は、人間界も動物界も同じなのです。
3.自然界で、一夫多妻が多く、一妻多夫が少ない理由
自然界では多くの動物は一夫多妻で、一妻多夫が少ない理由。
一妻多夫。
それは、子孫の繁栄に適さないのです。
一夫多妻でも、基本的に、子孫は繁栄しにくいのですが、しかし、一妻多夫はもっと繁栄しにくいようなのですね。
特に一妻多夫ですと、メスがオス化するという事もあります。
となると、メスは子孫の繁栄に集中できなくなるのですね。
この結果、母性の喪失からか、メスが子孫に対しても酷い行動を取る事もあるのです。
一妻多夫については、動物よりも、虫によく見られます。
蜂やアリがそうです。
ですが、一妻多夫の虫の世界観は、本当に熾烈であって、オスの餌食ぶりは、人間界では表現不可能です。(笑)
ハチは女王アリと働き蜂は全てメス。オスの存在意義は、卵を植え付けるのみ。オスは全体の1割程ですが、役割が終えれば巣から追い出されて死あるのみなのです。
高等動物程、一妻多夫が減っていくのは、こういった流れにあるようです。
一応は、一妻多夫より、一夫多妻の方が、まだ子孫は、成立しうるのでしょう。
実はこれは人間界でも同様に当てはまるのです。
4.家系の法則でも、女性の離婚再婚は子孫の絶えが早い
家系の法則の中でも、子孫が絶えていく法則として、
●離婚再婚を繰返す
●多くの妻との間で子をたくさん産んでいく
というものがあります。
特に父親が複数の妻との間で子を作っていくと、最終的には男子が生まれなくなり、子孫が絶えてしまうという事はよく見られます。それは男女間だけでなく、子が親に対して負の感情を抱く事にあります。
負の感情が増幅しやすいのです。
また、父親が離婚再婚を繰返すと、子もその流れになりやすくなります。
また、複数の妻と子を産んでいきますと、その子孫も複数の妻を持つ事が多くなるのですが、大体これが長くても4代先で男子が生まれなくなるのです。家系が絶えるようになっているようなのです。
ですが、これが女性の場合ですともっと早まるようなのです。
女性が離婚再婚を繰返すと、特に複数の父親間での子を作る事が2代続くと、その後、家系の絶える事が殆どとなります。つまり、男性が愛人を作るケースよりも、女性が愛人を作り複数の父親の子を作る方が家系の絶えも早いという事になります。
このように、家系が絶えるケースからも判るのですが、実は、愛の循環でも、父性の喪失よりも母性の喪失の方が大きな影響を与えるのです。
つまり、子孫が繁栄するも、絶える方向にするにも、やはり女性が鍵になっているのです。
5.滅びる女王国家、繁栄する女王国家
滅びる女王国家の特徴としては、一妻多夫の傾向があります。
古代エジプトの他、世界中にもそれなりにあります。
実際、私の前世でもそのような物がありましたが、この時の女王はもはや悪魔に近い存在でした。
ちなみに現世では、この時の女王様は、転生ができていません。
参考:前世療法体験談 vol.24 妖怪化した王様の前世 3000年前エジプト
実は、上記前世療法体験談以外にも、古代エジプトでは何度か女王国家の時代に転生しているのですが、全て一妻多夫で長続きせず、しかも負の感情の蔓延ぶりが尋常では無かったのです。
エジプトの全てがそうではないのですが、私の前世ではこのようにしんどい時代ばかりで、殆ど良い記憶がありません。
一方、繁栄する女王国家は一夫一妻です。
イギリス王室がそうですね。
もう数百年続いています。
つまり、一夫一妻の方が繁栄するのです。
女王国家で見ると非常に判り易いですが、女性の男性との関係の有り型は、子孫繁栄の鍵だけでなく、国家の繁栄にも影響を与えているのです。
6.まとめ
基本的には、子孫繁栄、財の繁栄は、夫婦の間で愛の循環があるかが重要です。
ですが、不倫をしますと、負の感情が増える傾向になります。
特に妻から夫への愛の循環を失う事になります。
その結果、子孫への悪影響、並びに財を失う。方向になります。
それだけではありません。
その結果、自身の転生先も、自分の行動が招く結果の通りの事となるのです。
つまり、転生後、負の感情、負の輪廻を受ける所を選ぶようになるのです。
自身が蒔いた種がそのまま返ってくるのです。
丁度、自身の子孫の通りとなるのです。
特に男女間のあり方は、大難が小難にはなりにくいという事もあります。
ですから、夫婦のあり方は、自身の転生先を決める重要な要因にもなるのです。
生物学、家系学見地からも、不倫は止めた方がよいのですが、それは、負の感情を増幅することになりますし、妻から夫への愛を失うからなのですね。