今回は、時空と共に進む前世の続きのお話です。
前回:前世療法体験談 vol.9 江戸時代香川 今世の時空と共に歩む前世
今回は5回目になります。
そして、彼のヒーリングもめでたく終了となりました。
彼には3回目の時に旅を奨めて、4回目の時には温泉を奨めました。
そして今回は5回目です。
丁度、自身が温泉に行った後で答えが出ていると楽しみにしていたのですが、やっぱり良い方向となっていました。
1.痛む場所
右肩裏側
120回目の転生 江戸時代、香川
享年71歳
ちなみに、ヒーリング直前には肩に痛みがありませんでした。
また、触れている彼も安心感があり、見て欲しいという気持ちが全くありませんでした。
だから、シナリオもなんとなく読めたのですが。
受けた日3月31日
最後ハッピーエンドとなった為か、転生回数が再び現世に近づいてきました。
現在では、120回目の転生となったようです。
1回目2019年4月6日⇒161回目
3回目2019年11月30日⇒121回目
4回目2020年1月7日⇒105回目
5回目2020年3月31日⇒120回目
2.状況
彼は、その後、温泉に行ったようです。
そして、熊野本宮にもお参りをしたようです。
⇒ココ私にとっては非常に重要。
彼は、その時丁度30歳位。
その後ですが、道で休憩していますと、見知らぬ老人が助けを求めてきました。
畑仕事で、何やら力仕事で困っていたようです。
自身としては大した事ない作業でしたが、老人からすると、ある日、神様仏様が現れた。
という風に思われたようです。
本人からしたら、何で?という感じだと思うのですが。
ですが、確かに田舎ですし、集落と言っても数件程度の村だったので、また、力のある若い者が居なかったせいか、本当に助かったようなのです。
そして、そのままそこに住み着いたようなのですね。
晩年までそのまま過したようです。
もし、同年代や年下であれば、彼は心を開いていなかったみたいです。
幸い年が全然上だったからこそ、このような展開にもなったようです。
3.大きな変化
Ⅰ.人からありがたく思われたのが生まれて初めて
それまでの彼は、村の負の部分を押し付けられてきた人生でしたし、ありがたく思われているよりは、利用されてばかりでした。
さらには、生い立ちの事もあり、差別を受け、酷い目にもたくさん遭っていました。
ですから、ずっと人間不信だったのですね。
また、ヒーリング前、当初の彼のままであれば、そのまま生涯人間不信で終わっていたのです。
それが、ある日、人からありがたく思われるという経験を初めてしたのです。
これは大きな転機でした。
その後、その村にずっと住みつく事になります。
ですから、彼の中では、
生涯誰も信じる事の出来ない人生。
信頼できる人が現れなかった人生。
⇒人からありがたいと思われる経験する事ができた人生
に変わったのです。
Ⅱ.熊野本宮大社に立ち寄る事には意味がある?
1つは熊野本宮大社に寄った事にあるようです。
いやいや関係無い、という人もいると思いますが。
彼も内心そう思っているかもしれませんが。
私の場合、生涯の中で1回立ち寄っているかどうかで全く結果が違っています。
これはライフレコードを見ている限り、その傾向が強いです。
私の前世、日本で生まれて若くして命を絶っている前世は、その多くが熊野の地に訪れた事がないのです。
その人にとって、ライフレコード的に重要な神社ってあるかもしれませんね。
Ⅲ.温泉の力
もう1つは温泉ですね。
自然って確かに人を変える何かを持っています。
大自然の温泉に入ると、邪気が抜ける事もありますし、それは人まで変える事もあると思います。
彼はスピリチュアルな人ではありませんでしたので、その変化には気付いていないようですが、恐らく顔つきも変わっていたのではないでしょうか?
だから、おじいさんも頼ってきた所もあると思います。
以前のままでしたら、強面(こわもて)すぎて近寄れない雰囲気が強かったと思います。
Ⅳ.寿命が延びる
余談ですが、当初の彼は享年66歳でしたが、71歳まで寿命が延びる事となりました。
人との関係、住む地によって寿命はやっぱり変わるのです。
4.彼の未来世が2つ程消え、全く別に変化した
彼の人生が大きく変わった事により、彼の未来世(私からすると過去世)は2つ程は消え、全く別のものに変化しました。それも、生まれた段階から全く違ったものになっているのです。
参考:前世の法則 その15. 前世療法によって、消える前世がある
彼が従来のままでしたら、生涯誰も信じる事ができずに終えた人生となっていました。
ですから、未来世も、それに影響したものになるのです。
(生涯誰も信じる事ができなかった系の未来世が2回程続いていたようです)
ですが、彼は旅に出て、人からありがたいと思われる経験をしました。
それは彼の心までも大きく変える事となったのです。
実際、その後、彼は全く苦しんでいない様子でした。
むしろ、自然と老人達との生活を満喫していたようです。
若い頃の人間不信だった頃はもう忘れているかのようですね。
恐らく彼の中では。
旅して良かった。
と思っているはずです。
まずは信じられる所から。
人と自然で、信じられるのが自然であるなら、自然からで良いのです。
だからその先には、信じる事のできる人とも出会えたのです。
自然の力って人に及ぼす力はそれは多大なのです。
ですから、土地エネルギーは重要なのですね。
5.まとめ
彼はずっと心を閉ざしていましたし、人を全く信じていないところからスタートでしたが、自然を求め旅に出て、さらには熊野本宮大社にも寄り、温泉にも浸かり。彼の中にも変化が起こりました。
さらには、人から声をかけてもらう、というそれまででは有り得ない展開が待っていました。
まずは信じられる所から信じていく。
これが一番大事だと思うのです。
この事が次の展開に繋がっていくのです。
彼は蛙や動物、自然には元々心を開いていた所がありましたから、彼を救ったのもやはり自然からだったのだと思います。
そして、少なくとも生涯ずっとという人間不信を無くす事ができたのでした。