今回は欲求と喜びを一致させようです。
欲求も様々あります。マズローや、その他様々な方が説いたものがありますが、
今回は、様々な欲求と喜びを一致させよう、という観点で様々な欲求についてお伝えしたいと思います。
1.生理的欲求
生きていく上では必要とされている欲求です。
3次元世界では、まず必要とされ、一方で精霊界では不要の傾向が強いです。
ですが、喜びという観点では、とても重要な位置を占めているようで、その比率は高めのようです。
Ⅰ.食欲
食欲は、人が生きていく上で、重要なものです。
不食の人も元々は食欲があった時代は必ずと言ってあります。
次元上昇後では、食欲があっても無くても両方有りうるみたいです。
(ただ、不食の方は有利のようですが。)
食べる喜びは御神示でも、まず最初の喜びと仰っています。
なお、やっぱり遠くて近い存在が望ましいのは間違いなさそうです。
主に菜食になっていくのでしょう。
この食欲は、広くは大気や水分も含んでいると思います。
最後、行きつく所は、素粒子、プラーナ(光)になってきます。
様々な意味で重要な位置付けです。
Ⅱ.性欲
性欲は、子孫を残すという意味では3次元世界、特に地球では必要な欲求です。
ですが、地球外の3次元世界では男女の無い世界もありますし、精霊界では男女が無かったり、男女があっても性欲自体が不要のケースもあります。
御神示では、食べ物の次の喜びが男女だと仰っているので、やっぱり大切な欲求だと思っています。
私の描いている次元上昇後の世界では、大切な欲求に思っていますが、男女が無い世界も勿論あって、必ずしも必要では無いようです。
Ⅲ.睡眠欲
不食を極めた方であっても、睡眠がゼロの方は今の所聞いた事がなく、最低でも2時間位は必要のようです。
この睡眠時間の適正時間は個人差あると思いますが、一般的には6~7時間位は必要でしょうし、どのような方でもこの睡眠欲は大切と思っています。
御神示では睡眠についての詳細は書いてないのですが、休む必要性がある、
とは伝えているので、やっぱり重要な欲求には違いないと思います。
ただ、次元が高まるにつれ、この欲求は下がる傾向にはあるようです。
2.承認欲
これは、マズローでも仏陀の欲求の世界でもありますが、
承認欲が確かにゼロ、という訳にはいかないと思います。
御神示でも、最低でももう1人は必要、と書いてあります。
ただ、あまりに多くの存在に承認されても、それが望んでいない形だったり、また、御神示の書き方から見ても、ここの意識はあんまりしなくても良い欲求に思えます。
前世ヒーリングでは、この承認欲は、苦しむ原因になっている事も多く、実際、進む上では、誰もが試される欲求だと思います。
類似のものとしては、所属欲もそうですね。
大抵の欲求の学説には、この承認欲は入ってきますが、生理的欲求よりは、上の位置付けにありながら、イマイチ魂の喜びとは繋がりにくい欲求です。
むしろ、次元上昇に進む際には、絶対性が無い、必要性が無い、と実感する事が必ずあります。
それは最終的な欲求が、自己実現性にあるからです。
ただ、やっぱり認めて欲しい人には認めて欲しいでしょうし、最終的には、この承認欲も喜びの対象になってくるようです。
3.金銭欲
先述した、承認欲とも関係性が深いです。勿論生理的欲求でも、現段階では必要な欲求です。
また、安全欲求の色合いが強いと思っていますが、この金銭欲は個人差がかなりあります。
無いと恐れを生み出しやすいですが、多すぎても恐れを生み出しやすいです。
3次元世界では、金銭があるが故の便利さはあるものの、
因果から見ますと、恐れの感情との連動性を強く感じます。
人類史の後半では、お金の存在は強くなっていますが、人類史序盤では必要性が無かったり、逆に、私が見る高次元前世は、金銭は、全て存在していません。
実際、御神示では、金はいらぬ。とくどい位何度も書いてありますし。
誠物いう世界。気があれだけ重要、と、お金に関しての問題は繰り返し書かれています。
確かに死んでも一切持っていけませんし、この後どういう形かは判りませんが、いずれは不要の世界には入っていくと思います。
ただ、お金が喜びの対象になる、という事も過程としては重要なようです。
学術系の欲求には、この分類はありませんが、現在の人類にとって、かなり重要な欲求ですので、あえてこの分類をしてみました。
4.怠惰欲
この概念は、実は初めて知りました。
極端に言えば、楽したい、何もしたくない、という欲求です。
この欲求は、判らなくはありません。
興味が無い事や、したくない事、特に使命から強く外れている時は、この欲求が強く働く傾向はあります。
ですから、喜びが無い場合に強く働きやすい欲求と見ています。
一方で、人間は、休まないと身体が続かないようにもなっています。
御神示でもそう書いてありますし、そういう意味では、重要な欲求でもあります。
ただ、使命に出会いますと、この欲は忘れてしまいます。
自身の深層が望んでいる時、特に喜びの意識が強いと、この欲求は薄れる傾向にあると思います。
5.自己実現欲
最終的には、この欲求がどんどん強くなると思います。
マズローでも、仏陀、多くの学説では最終段階はこの欲求なのですが、
3次元世界でも、死後の世界でも、精霊界転生時であっても、また、次元上昇後も、人はここを求めていると思います。
使命に進むと、どんどんこの欲が出てきますし、より具体的になります。
特に生前生後、必ず、この部分での確認作業はあります。
学ぶ、愛する、使命に進む。これは必ず問われるのです。
ですから、突き詰めると、この欲求が喜びとは、一番強く関係しています。
そして、喜びに一番強く関係している欲求は、この自己実現欲のようです。
6.まとめ
今回は、欲求と喜びの関係性についてお伝えしました。
どうも、段階的には、意外に、根本的な生理的欲求が喜びと深い繋がりがあり、承認欲求、関係性や金銭欲、欲求では中間に位置する存在が喜びとの絶対的関係性が薄く、最後の自己実現が、また、喜びに一番強い欲求となりました。
ですが、どうも最終的には、全ての欲求は喜びと一致する事が望ましいようです。