書き換えって、結局は思念の集合によるものです。
ですから、書き換えを実現するには、その思念の有り方、そして量次第です。
徐々にですが、書き換えのコツも判ってきましたので(思い出してきましたので)、簡単にまとめてみました。
1.不安、恐怖の感情を解消させる威力を使う
これは前回にも書いた通りですが、正の感情を実現しようというよりも、負の感情の浄化、聖化させる流れの方がかなり大きな威力を持ちます。
例えば、
「良い人との出会いがありますよ。●●でのイベントで来月出会うと思います。」
「この事業を起こせば成功しますよ。来年辺りから取り組むのが吉かも。」
「結婚のお相手は来年出会いますよ。職業は●●。年齢は30歳位です。」
というよりは、
「来月、事故で命の危険がありそうですから、特に車の運転は控えてください。」
「この事業を起こすと、来年辺り莫大な負債を背負うので止めた方が良いです。」
「来年、社内不倫で離婚の危機がありますので気をつけてください。離婚後も訴訟問題で大変です。」
の方が、心の深層には響くと思います。
上記の話は、全て未来の話ですが、
前者は不確定要素も多いですし実際そうなるかは判りません。
これは未来の可能性の1つですから、実現するかもしれませんし、ならない可能性もあるのです。
確実に、という点では難しいのが前者です。
ですが、後者は何としても実現は避けたい話ばかりですよね。
その割には、それを実現させない事はかなり簡単だったりします。
1つ目は、車の運転を控えればよいのです。
2つ目は、その事業をしなければよいのです。
3つ目は、来年出会う人。展開が進んだ人に気をつければよいのです。
このように、最終的にはどちらが本人とって重要な事態なのか、と言えば、前者を実現するより、後者を避ける方になると思います。
前者の方は再度試す事もできますし、その時でなくても後から実現する事もできるかもしれませんが、後者は一度発生するとそれこそ続かない、次が無い、再度兆戦すらできないような話ばかりだからです。
人間は、獲得する喜びの感情よりも、確かに失う不安、恐怖の感情の方が強いです。
(それは動物時代からずっとそうなのですが)
ですから、
回避しようという意識。
起こさないようにするという意識。
そこから生まれるものって結構大きな作用があります。
ここで働いているエネルギー量も前者よりも後者の方が大きいのです。
ですから、まずは最悪の事態を想定する。
不安になっている原因を見つめてみる。
それから、その解決法。克服法を考えるのです。
そして実行してください。
これが書き換えで大きな威力を発揮する原理の1つです。
この他にも、例えば、命を落としかけたり、大病になったり、その他精神的に多大なショックを受けたり、このような強力な負荷が働くと、不思議な力が覚醒する事が多い。
これも似たような原理です。
一般的には覚醒といった方がよいかもしれませんが、書き換えの一種とも言えます。
その大規模な筆頭が終末予言ですね。
現在のコロナに関する問題でも、終末予言級の疫病を一旦想定する。
それを克服するには?の方が案外答えはすぐ出ます。
疫病の予防法は90点台のものは結構多いと思いますが、100点、絶対的な答えは確かにありません。
ここから出た答えとは、自然界との調和、そして自己の負のカルマの解消。といった愛の循環が答えです。
このように、まず恐怖。不安を解消させる威力を使う発想は覚えておいてください。
正なる感情の世界を実現、引き寄せるよりも、負の感情の世界を回避、避ける事が、簡単な事も多く、かつ威力は格段に高い事が多いのです。
2.時空間距離のある相手の幸せを願う
実は、時空間距離のある相手の幸せを願う。
これは相当な威力があるのです。
それだけ大きな時間、空間の間で愛の循環が働いているからです。
ですから、その想いがさらに強いとより大きな作用をもたらします。
成功している人の多くに共通している点は、尊敬している人が歴史上の人物であったり、故人である事も珍しくありません。
これは、時空間を越えた所に想念が循環している為です。
スポーツ選手が、例えば、恩師やご両親が亡くなった後、大活躍したり、ビックリするような記録を出したりする事が多いのは、1つ、時空間を越えた所で愛の循環が働いている事もあります。
選手は恩師やご両親に対し、何らかの強い念を抱いている。
一方で、恩師やご両親も何らかの強い念を抱いている。
このようにして、循環するというというエネルギーが働きます。
しかも、時空間距離が離れている程、効果が強いという事があるのですね。
この原理を書き換えに使う事ができます。
立場的には、このどちらでも良いのですが、時空間距離の離れた相手を敬意、感謝という形もいいですし、応援という形でも良いのです。
Ⅰ.遠く離れている人への祈り
例えば、自身が好きな国、応援したくなる国、これは前世の関連が大きく働いていると思いますが、
現在、住んでいる所から遠い所への応援、感謝、敬意という事をするのは非常に効果があります。
それだけ遠い空間で愛の循環が働くからです。
Ⅱ.神様への祈り
時空間距離が離れている例の1つですね。
下々の神は理解できる部分はありますが、創造主(神々の一番上の存在)の凄さは、理解不能という方が良いと思います。
創造主への祈りをする人としない人では大きな差が生まれるのは、こういった原理もあります。
Ⅲ.ご先祖様への祈り
これは、少なくとも時間を越えた祈りになります。
時間を越えた、尊敬、感謝、といった愛の循環が働きますので、時間軸での愛の循環が働きます。
Ⅳ.自分の前世との愛の循環
実は、自分の前世って、時代、場所、大きく離れた存在はたくさんあります。
この中で応援、感謝、敬意といった感情。愛の循環は非常に大きな循環をもたらします。
Ⅴ.動物、自然への祈り
人間とは遠い存在への感謝、敬意、といった感情はさらに大きな循環をもたらします。
そもそも、人間時代の以前は動物でしたし、植物、石、細菌でもあったのです。
実際、空気、細菌無しでは人は生きていく事もできません。
空間的には常々接している状態ですが、時間軸、それこそ果てしなく遠い昔の前世という意味で、非常に大きな循環を起こします。
3.嫌いな人、敵だった人が、より良いあり方になる事を願う
自身の中で、嫌いだった人、敵だった人。
殆どの人はあって普通だと思います。
特に感情面でもつれている相手には、まず負の感情の解消が重要です。
これは前世ヒーリング、前世療法の過程で可能です。
まずは、
恨む⇒恨まなくなる。
が最初のステップです。
これが自身の中で、全部無くなれば、次に進みます。
この次のステップですが、部分部分で許せても、全部許す、というのは違う事は多いですし、また愛せよ。と言ってもそれも難しいと思います。
また、相手側も現世で理解してもらう、仲良くなれれば良いのですが、そう簡単にはいかない事も多いと思います。
そこでですが、この次のステップですが、もうこれしかないと思うのです。
相手の幸せを願うということです。
「この人が、世の中において、最善な道として●●●ができるようになれますように」
「もっと、相手の幸せを願える人になりますように」
ここで重要なのは、その人に対して見返りを求めない事です。
ひたすら、世の為と、その人にとって最善の幸せな道を願うのです。
ですが、自分が願った内容が相手に伝わるどころか、伝わらない事が普通だと思います。
逆に、反対に言い返される事もあるかと思います。
嫌いだった人。
愛する事は難しい。
全ては許す事もできない。
それでも、
ひたすら、世の為と、その人にとって最善の幸せな道を願う。
この事はまだできると思うのですね。
自分の中で、全ての人に対してこのような思いを持つ事ができれば、もう格段に浄化は進んでいるのです。
もう既にこの段階になっている人はよいのですが、もし全人類が少なくともこの状態になれれば、世の中は大いに変わると見ています。
4.大きな集団に対して同じ事をする
これを大きな集団に対して同じ事をしてみます。
大きな集団ですから、エネルギー循環量は大きいので、大きな変化、つまり大きな書き換えが起こる可能性が高まります。
大きな団体の例としては、現在で言えば、政治を挙げる事ができると思います。
「コロナのような事態になっても、欧米が驚く位、日本は迅速な給付金支給で対応した。」
「人命第一義を想って動くのは、一部の知事だけでなく、政治家全員だった。」
と書き換わる事を強く願うのです。
ひょっとして、上記の事は当たり前で、本当にそうだったらいいですね。
この他にも、
「トランプ大統領はイランに攻めなかった。」
「米国、イラン、双方、そもそも仲良かった。」
と書き換わるよう、マンデラ・エフェクトが起こるように願いましょう。
そもそも、上記のような事だったらいいですね。
今回のコロナの因果はあの2020年1月3日の米国がイランに侵攻した事が大きく作用しています。