前世カルマの備え ⑮  平安時代末期と現代の状況は似ている

前世カルマの備え(疫病・天変地異・恐慌・戦争・健康等)

21世紀に入ってから、天変地異は年々規模が大きくなってきていますし頻度は増えています。
また、2020年に入ってはコロナが蔓延する事となりました。

歴史は繰返すとよく言われますが、日本でも似たような時代がありました。

それは平安時代末期の事です。

この時の京都は非常に荒れていた時代です。

実は、この平安末期、源平の争いの時代に、前世で関係している人はかなりいます。

現代の日本には1000万人程はいるようです。

また同次元、類似の時空間で前世を経験している人はほぼ100%と見ています。

この平安時代末期の京都には自身の前世がいましたが、この時代に状況を見ても、現代に参考になりそうなので、ちょっと書いてみる事にしました。

1.平安末期の京都の天変地異

まず、平安末期の京都の歴史について書いてみました。

年代 出来事
1159年 平治の乱、以降平清盛を中心に平家が実権を握る
1175年 疫病が流行る
1177年 都の全体の3分の1が大火により街が消失
1180年 竜巻が起こる
平清盛 福原に遷都(あまり知られていない)
1181年 飢饉 
平清盛の死後、この頃より源平の争いが激化
1184年 源平の争いが本格化
1185年 マグニチュード7.4の大地震
源平の争いは一旦終息
1189年 源氏内の争い、源義経が亡くなる(という事になっている)
1192年 源頼朝の元、鎌倉幕府開始(諸説には1185年説、1189年説あり)

とこのように、疫病、天変地異、飢饉(現在で言う所の恐慌)、戦争。
全て起こっているのです。

2.原因は、天皇家を挟んでの源平の争い

実際に源平の争いが本格的に始まったのが、1156年保元の乱、1159年平治の乱からです。

平治の乱では、平清盛は天皇家を守り、その功績は高いものでしたが、この後、求心力があった平清盛が何かと実権を握る事になります。

この為、源氏や天皇家からは快く思われていませんでした。

対立化が明確になった為、平清盛は1180年に遷都を計画しますが、史実上では半年で止め、元の京都に戻る事となります。(実態は全く違っていると見ていますが)

源平の争いの激化

その後1181年に平清盛は病死という事になっていますが、実際の所は源氏系からの暗殺のようです。

平清盛亡き後、平家の勢いは急速に衰える事になります。

その後、1185年に源氏達によって平家を倒し、実権を握るのですが、残念ながら1189年には源氏内でも争いが始まり、源義経が亡くなる事となります。(これも実態と大きく違いますが)

前世の記憶からは、実態関係から見ますと、鎌倉幕府の始まりは1189年説が一番適切かと思いますが、実権を掌握していた後白河上皇が亡くなる1192年まではどうしてもそうはできなかったようです。これが1192年説の真相です。

ですが、この時代の背景で一番問題だったのは、天皇家を挟んでの源平の争いであった事には違いありません。

3.元をたどると、男女の乱れから

実は、源平の争いのそもそもの原因はどこにあったのか、と言えば男女の乱れ。です。

この時代、権力を握っていた後白河上皇については、側室がたくさんいましたし、その子達を順に即位させ、後白河上皇は院政で支配する形をとっていました。

天皇がその型なので、その周囲は大体どのような状態か判ると思います。

源平、どのような方であっても複数の異性関係はあって普通の時代のようでしたし、むしろそれができて当たり前、むしろ配偶者や愛人は多い方が良しとされている時代でもあったのです。

それは一般の人にまで及びました。

乱れの度合いは日本史上、最も酷い

この時代、男女関係については本当に複雑すぎるのですね。

前世の記憶を辿り、権力者達の家系図を書くと訳がわからなくなってきます。

あの人との間の子のはずなのに、こちらとも男女関係があったりですとか。
しかもその男性同士が敵対関係なのにです。

このように、とある女性を巡って男性同士の戦いがあったりですとか。

また、側室、愛人の子達による復讐劇ですとか。

これに伴い、とある家系になりすましたりですとか。
家系を奪ったりですとか。

具体的に書きますと、その時代の人達の名誉を毀損するレベルになるので、とても書く事ができません。

このように、表向きの史実での家系図と実際の家系図は全く違ったり、この時代では珍しくないのですね。

この時代の男女の乱れとは恐らく、長い日本史の中でも一番酷い時代だったと思います。

この点については現代よりも問題が多かったと思います。

4.天変地異の原因は、男女の乱れから

このように、源平の争いの本質は男女の乱れにあります。

それも、天皇家を挟んで源平が乱れました。

このようにして負の想念が増加していく流れとなったのです。

それは多くの人を天変地異、飢饉、疫病、最終的には戦いへと巻き込む流れになっていくのです。

5.まとめ

この時代は環境破壊はありませんでしたが、代わって男女の乱れがピークでした。

順番としては、まずは男女の乱れ、それに伴った争いがあるのですが、
ここに伴う負の想念が全ての始まりです。

その結果、疫病(実際には呪詛)、大火、地震、で最終的に天皇家を交え源平全体の争い。
そして、1185年には平家が負け、1219年には、源氏が滅亡。
その後、北条家(平家)という流れになるのです。

現在の疫病は環境破壊が主原因ですが、この時代は男女の乱れから始まっています。

ですが、共通する事があるのですね。

愛の欠乏です。

平安末期では、突き詰めますと男女の乱れが原因でしたが、これだけでも大規模な地震が起こります。

元来京都は天変地異が起こりにくいところなのですが、それでも、負の想念が蔓延しますと、天変地異が起こるのです。

実は、この男女の乱れが酷い時空間、というのは日本以外でもかなりあるのですね。
古代エジプトは1つそうですし、どの国であっても、男女の乱れが酷い時代というものは必ずとあるもののようです。

そしてそれは、概ね天変地異、疫病、飢饉、戦争となります。

ですから、このような時空間を誰もが前世で経験してきているのですね。

自然への愛、理解も重要ですが、人間の段階では、まずは、男女間での争いの浄化が必要です。

夫婦関係、また別れた彼、彼女が、実は前世で敵だった事は多く、現世では浄化の為に結ばれていることも多いので、もし仲がそこまで良くない場合、浄化し、カルマ解消してみてください。

参考:前世の法則 その29. 夫婦の多くは前世で敵同士の経験がある

実は合わない者同士の和合に意味があるようなのです。

それは、現段階のコロナと人類との関係性とも似ています。
と同時に、地震と人類との関係性も似ています。

男女間での浄化が進みますと、疫病、地震も軽減する流れになってきます。

前世ヒーリングや前世療法で解決する事は多いと思います。

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