前世ヒーリングの前世では、不都合な未来、未来世については、蓋をしたがる方も結構多いです。
(これは、前世に限らず、いつの時代でも同じだと思いますが)
ですが、例えば、占いで未来について、意義があるのは、悪い方の未来を知らせてくれる場合です。
これは悪い因を変えられるからです。
特に早く動けば回避できる事はよくあるのです。
大難が小難になる事はよくあります。
一方で、良い未来を伝えても、大抵は安心してしなくなるか、油断するか、スケールダウンするか、どれかになる事が多いです。
このように、都合の良い結果しかフォーカスしない事、とても多いのです。
そして、大抵は結果が出ずに、がっくり肩を落とす、だけなら良いのですが、当てにして痛い目に遭う事は非常に多いです。
そして、不都合な未来が来ても、目を向けないのです。
ですが、不都合な未来について蓋をする方でも、目を向ける事があるのです。
これは最近出てきた技の1つです。
今回は、この事についてお伝えしていきたいと思います。
1.過去は、過ぎた事、と思い込んでいる人に効果的なヒーリング方法とは
騙されている事の1つに、過去は固定化されているもの、取返し付かないものと思い込んでいる事があります。
実際、過去の史実は、そう簡単に変わる訳でもありませんし、実際、簡単には変わらないようになっています。
しかし、それは有の世界に捉われているからです。
思念の世界から見ますと、特に負の想念の有る無しには大きな差があるのです。
Ⅰ.未来にある過去世に、原因がある事を伝える
未来にある過去世、と言っても私達の現世ではこの概念は中々通じにくいです。
前世に対してもそれは同じです。
ですが、前世のとっては、未来の過去世であっても、
私達の時代から見ると、過去の過去世、という事があるのです。
それは非常に理解しやすいものです。
例えば、前世が、5世紀頃、欧州のとある国で宗教戦争に巻き込まれて苦しんでいたとしましょう。
その原因となる前世が、16世紀頃、魔女狩り加担をしてしまった。
こういったケースがあるのです。
前世の方からしますと、認識できない世界です。
ですが、私達の時空間なら認識できる世界なのです。
ですが、前世の方にその事を伝えても、それが認識できないか、といえばそんな事は無いのです。
私達が近未来を描く、という事は、実際にその未来が来ていなくても可能なのです。
ドラえもんの21世紀の世界。
本当にあの世界が来るかどうかは別にして、描く事は可能です。それと同じです。
このようにして、原因となっている前世のが、
未来の時空にある。と伝える事で、未来に蓋をしている方も、
原因が未来の時空にある、となると、意識が大きく変わり出す事があるのです。
実際に今行動に移せば、自身の過去を救えるのですから、急に現在に対して替えよう、という意識が芽生えるのです。
Ⅱ.それも、比較的近未来、近い場所のケースは効果的
実は、その原因となっている未来にある過去世ですが、
比較的、近未来であったり、近い場所の事がよくあるのです。
つまり、同じ場所、近い場所で繰り返している事がよくあるのです。
これも、大きな意味では、未来の世界で、少し前の時空間に転生させて貰っているのですから、
多大なる創造主の愛を感じます。
転生の中で、転生そのものが、前世ヒーリングチャンスを貰えているのですね。
ですから、その前世の意識、行動が変わる事で、未来世が苦しむ元を変えていく事ができるのです。
この展開で浄化ができる事があるのです。
2.罪悪感が無い前世が、罪悪感を持ち出すタイミング
西洋では因果の概念が少ない為か、した事は終わった事で、戦争加害等しても、罪悪感が出てこない前世もよくあります。
ですが、その方が、罪悪感に目覚めやすいタイミング。というのもあるようです。
Ⅰ.生前を伝えて気付くケース
西洋の前世では死後の概念は、天界、天国はまだあっても、
生前の教えは少ない為か、前世には比較的興味を示します。
特に幼少の時代に苦しむケース、それは過去世に原因があります。
この事で、生前の事を伝える事で反応するケースはよくあります。
自身の因果と理解しますと、この段階で罪悪感が出てくるケースがあります。
ですが、この事でも、蓋をする前世もよくあります。
Ⅱ.未来にある過去世を伝えて反応するケース
そこで、未来にある過去世を伝えて反応する事がよくあります。
しかも原因が、自身の時空の近い場所、近い時代程、急に現在の意識、在り方を意識しだすのです。
前世ヒーリングでお伝えする場合は、
先述した未来の時空に有る場合に限りますが、
前世も若い時に苦しんだ原因が、近未来にあるとなりますと、いよいよ自身の因果を意識しだす事になるのです。
すると、自身のしてきた事に向き合い、罪悪感を抱き出す事がよくあるのです。
Ⅲ.罪悪感を抱く事は、負の想念の浄化、天啓に繋がるに辺り必ず通る道
前世の方が、負の想念を浄化していく際には、その方が罪悪感を抱いているかどうかが、大きな分れ目です。
抱いていない場合は、やはり、当人の浄化は進みにくいのです。
同じセリフ、を伝えても、やはり心底悪い、と思っていないと、相手の方々も浄化は進みません。
ですが、未来にある過去世、特に近未来に有る事。
この事を伝える事で、自身の思い、行動には責任が常にある事。
この事を理解し始める事は非常に多いのです。
それは、自身を変える大きな分岐点になります。
3.今、次第で未来はいくらでも好転していく理由
実は、今の思い、行動次第で未来が好転変わる理由は、
未来の過去世が浄化されていくから、という事があります。
過去も未来も永劫に続いていますし、存在しています。
また、転生は、過去、未来、一方向に進む事はありませんから、
未来の過去世、というのは必ずあります。
つまり未来とは、常に1から築く、という訳だけでもなく、
過去世を修正しにいく、
過去世を救いに行く、
過去世を書き換える、
という事ともイコールなのです。
4.過去世の浄化とは未来の浄化とも同じになる
実は、前世ヒーリング、過去の話ばかりで、
現在、今後に何が意味があるのか。という疑問を持つ方が結構います。
ですが、本質的な回答をしますと、過去世の話。
それはひょっとして、未来の時空にある話なのかもしれないのです。
人類は、81の世界を何度も繰り返してきていますから、
あり得ない話ではありませんし、実際には、直近人類史5000年間。
同じような事は、過去何度も繰り返してきているのです。
すると、逆にこの後、何万年か先の時空にまた同じような時空が存在している可能性もあるのです。
ですから、過去世の浄化とは、未来の浄化、とも同じになるのです。
5.前世ヒーリングで一番重要な事、今現在の思い、行動
ですから、前世で浄化した事で、そこが終わりでは無いのです。
その結果の現在、今後、どうしていきたいか、が最も重要なのです。
浄化した後、行動せずになったり、ヒーリング内容と真逆の行動を取りますと、当然、その真逆の未来がやってくるのです。
例えば、糖尿病の方に、治療を施しても、その後、
甘いものをガンガン食べると、やっぱり悪化する事と同じなのです。
いくら浄化しても、治療しても、本人の今と今後の動き次第で、元に戻るか、より良く変わるか大きく異なるのです。
それは身体の変化に現れますし、自身の身体が一番よく判っています。
前世ヒーリングの中で判った事。
その後の未来で、自身がどうしていきたいか、そして、どう行動の移して行くかが一番重要なのです。
6.まとめ
不都合な未来、悪い未来に向き合わない方、それは、前世でも、現世でも非常によくある話です。
特に西洋では、因果の概念が無い事が多く、過去は過ぎた事。
省みても仕方が無い。行きつく所、今さえよければそれで良い。
という価値観の方は珍しくありません。
だから、結局、戒律で苦しむ。支配で苦しむ。
恐れで苦しむ。病で苦しむという展開になる事が普通です。
この因果の概念が無い時空間は、生前で誰もが経験してきていますし、
上記のような思いで過ごしてきた前世も誰しも必ずあるのです。
ですが、過去世には、過去の時空だけでなく、未来にもある。
この事を伝えると大きな変化をもたらす事があるのです。
すると、現在の思い、行動を向き合い、また過去を未来と同じように見据える方が増えてくるのです。