前世コラム その25. 見たままの鑑定でも、多大なカルマを蒔く事がある

前世コラム

今回お伝えしなくてはならない事。

占いでも、視たままの鑑定でも、多大なカルマを蒔く事があるのです。

前世療法、前世ヒーリング、前世鑑定の世界では、視たままを言う事があっても、心の問題の解決が中心ですから、このような問題はまずありません。

ですが、この他の普通の占いでは、視たままの鑑定が、結果的に上げ鑑定、そしてカルマを蒔く、という事は結構よくあります。

残念な事に、私の知っている、見てきた限り、身の周りでは結構ありましたし、そして、酷い目に遭った方も過去何名かいました。

これは、本当に怖いお話ですが、本当の話ですし、下手な事をしますと、その人の将来を大幅に狂わせる事もあるのです。

そして、同様に鑑定した側も同じような流れになります。

実際には、知らずに上げ鑑定をしてしまって、カルマを蒔いている占いの先生。
結構多いです。

そして、その場合は、視ている本人が気付いていない事が殆どです。

また、霊的能力が元々高い人。にも案外よくあるかもしれません。
霊的能力が高い人になる程、視る側、視てもらう側、油断しがちなのです。

ですから、今回の話は、非常に重要で絶対にお伝えしなくてはならないと思っています。

自分が視てもらう側で、鑑定を受けた場合にも。
また、視る先生も、そうだと思うケースは、是非気をつけてください。

1.視る側が、自身のエゴによって上げ鑑定をする場合

これは、現在では論外だと思いますし、殆ど無くなっていますが、このタイプの方も自身の周りには実際にいました。

光の強い現代では、現在このパターンの方はもう存在が難しいですが、もしこのような次元の事をしますと、命の危険性もあります。

その方は、自分の霊能者としての地位、立場を権威化、守る為にエゴが出る事がありました。

この方は、実際には相当能力があった方です。

お会いしたのが2008年頃、その後、相当凄い力を発揮していました。
ですが、2012年辺りから力を落とし始めました。

それまであったサイキック能力、未来が視えていた力は急激に落ち始めたのです。
そして2014年ですが、半身不随になってしまいました。

(その後、お会いしていませんが、視た感じ、現在もまだ治っていないようです。)

闇の力が強かった2012年辺りまでは、その力はあっても、その後はもうそれが通用しない時代になってきてきたのです。

私はその状況に至るまでの、その方が蒔いたカルマを金額換算してみたのですが、マイナス1億円程を越えるカルマを蒔いていました。

もう、何名の人の人生を狂わせていたようなのですね。

当たり前ですが、自身のエゴによる上げ鑑定は、相手を狂わせるだけでなく、本人にも降りかかるようにもなっているようなのです。そして、先述した結果となったのです。

光の強い2020年では、もうこのような方はさすがに殆どいませんが。
(というよりできなくなってきています)

2.視る側が、知らずに上げ鑑定をしている場合

ですが、まだ現在でも、実は上げ鑑定をしている人が、多いのは事実です。

特に、一番問題なのは、本人が気付かない内に上げ鑑定をしているケースですね。

その多くは、視る側には悪意は全くありません。
むしろその人が幸せになってほしいからこそ、そう伝えているのです。ですが、

良い未来を伝えてしまう事で、その多くは増長、油断を招き、未来が悪い方に変わってしまう。

という事は本当に多いのです。

これは様々なパターンがあります。

実体験に基づいたものも含め、怖い例を次に挙げてみました。

3.事業で成功する未来を伝える

特にお金に関する問題は本当に怖いです。

まず1つ目は、事業で成功する未来を伝えるというものです。

まだ、事業を立ち上げる前に、未来を伝えるのは良いのですが、それが、かなり軌道に乗っているというものでした。

ですが、それは実際には軌道に乗りませんでした。

想定の利益は1000万程に対し、実際には50万にも満たなかったのです。

ここで占ってもらった内容には、様々なパターンがありました。

Ⅰ.カルマを蒔かないパターン

カルマを蒔かないパターンですが。
タロットのケースは非常によいと思いました。

その伝え方なのですが、
例えば、タロットのカードの意味を伝えるだけならOK。
事業の有り方、流れを伝えるのでも、大丈夫です。

基本的には抽象的な言い方が良いようですが、ただ、相手に腑に落とさせる事は大切です。
勿論理解してもらう事は当然の事です。抽象すぎても伝わりませんし、その流れ状況を、相手に伝わるように伝える事が重要です。

このような場合は、カルマを蒔きません。

この他にも、天から降りてきた言葉が、必ずカルマを蒔かないようになっている先生も居ました。

そもそも、話しの流れがそのようにならないのです。
これは、視る側の方が、それまでに積んできた意識、経験、思いにもあるのでしょう。

視る側も、まず、この2つを意識してください。

そして、視てもらう側もこの事には注意しましょう。

Ⅱ.共同タロットで未来を視る

まず、カルマになるのか、微妙な方が居ました。

先生と自身と2人で共同でタロットをしたのですが、カードに結果が出ます。

そこで、意味を伝えるだけで終わればよいのですが、
この時、具体的数字を言われたのです。

これは、アウトのようです。

この時、私は1年~2年位で1000万位の利益かな・・。
と言ったのですが、カードの結果から言えば2000万。

という事を言われたのです。

しかし、結果は先述した通り50万。
全然外れました。

実際、私もやってみて、来る顧客の層、エネルギーが私と求めているものと違ったので、早い段階で手を引いたのですが、その時の私の出ているエネルギー的なものを読み取った結果なのでしょうね。

そういった意味では間違ってもいませんが、しかし、外れたという点ではカルマを蒔きます。

未来に心変わりするところまではその時読めているわけではありません。

このようなケースで、マイナス20万円位のカルマのようです。

Ⅲ.霊視で具体的にアドバイス

例えば、霊視をして、本の出版されているところが視えている。

実際には、そのようなところまで、とても行ってないのですが、ですが、成功する事が前提でしょうから、これはちょっと期待させるような内容ですね。

ですが、これも実際には、そこまで行かず、外れます。

この場合で、マイナス150万円位。

のカルマを作った事になるようです。

Ⅳ.成功のエネルギーを伝えるケースでも

とある先生は、絶対成功するよ。と伝えるケース。
もう、太鼓判のような鑑定ですね。

ある意味、抽象的なので、悪くないかもしれませんが、エネルギー的にはちょっと増長させるエネルギーが強かったのです。

このようなエネルギー的に勘違いさせる鑑定は、マイナス50万位です。

しかし、この方に関しては、マイナス400万程のカルマでした。

実は、この方はちょっとその他に問題がありました。

例えば、出演の日に、当日ドタキャンを何回かしたり。

そうなのです。
この方は、まず自分からした約束を守れない方なのですね。

ですから、お客様の未来の運命を預っているという自覚が薄いのです。

この方曰く、「自身の前世、短命の事が多い。」と言っておられたのですが、
これもよく判ります。

人の命を軽く見ている。
信頼関係を軽く見ているからなのです。

ですから、負の感情を生み、前世でも命が短くなる事が多いのですが、明らかに原因はその方の姿勢にあります。

本当に前世を深く視れていて、自身の因果を深く視れていれば、そう簡単に太鼓判って押せないものなのですよ。(だから太鼓判を押すという選択枝は普通は無いのです)

ですから、この方の場合は、一般的に誠意を持って鑑定している先生に比べ、受けるカルマも数倍重くのしかかっているのですね。

この他にも出演ドタキャンによる、その占い館に対して信頼・信用を落とす行為。
この他にも占い師さん、という職業に対して信頼を落とす行為。

これらによる、カルマが別にマイナス500万位あるようです。

この方は元々比較的裕福なのですが、だからそういった油断があったのかもしれません。
このような感じですから、残念ながら鑑定業による総額1000万以上の負のカルマを蒔いていて、どうもこの後、健康問題で1000万程を使う事になりそうです。

この方とは現在、会えなくなっていますので、なるべく早期にどこかで気付いて、カルマ解消をできるようになるよう祈っています。(回避の仕方は最後にあります)

カルマ解消の方法は、省みるしかないのですね。
まずはここが大きな分かれ目なのです。

ちなみに、この方ですが、何故会ってみたのか、という事ですが、前世でご縁が深かったからだけで行ったのです。しかし前世を視ていく内に、やはり前世にも問題あり、という事も判りました。

前世でご縁が深いからと言って、必ずしも良い関係であるとは決まっていないという事です。

この事は体験しておく事は必要だったのでしょうね。

それは、この内容を多くの人に伝え、今後同じ過ちをする人を出ないようにする為なのです。

4.家が建つ、と言ったような未来を伝える

お金という具体的数値でないものでも、家が建つ、という巨額の存在について、未来を伝えるのはかなり危険です。

仮に金額を伝えなくても、3次元的には巨額な存在には違いありません。

これもどの程度の家を建てるかで、カルマの額も変わってきます。
例えば、5000万の家(マンションでもいいですが)を2年後に建つとした場合。

ローンを組まない方であれば、1億程は稼がないと、恐らく建てられないでしょうから。

2年で1億程は稼ぐという事を想起させた場合ですね。

単に視えたままを伝え、実際に外れた場合。
そこには悪意も何もありませんが、このようなケースでも、大体40万位のマイナスのカルマになります。

家が建つ、という事を伝える事で、期待させてしまい。
鑑定された側は油断、増長を招き、結局は建たなかったり。

そういった事はよくあるのです。

また、タロットで視て、意味や流れを伝えるのは全然問題ありませんが、

例えば、これ位の価格の家を買うよ。
という事を伝えるのは、実際に視えていてもかなり危険です。

かと言って、悪い方の未来、建たない未来も、両方伝えれば良いという訳でもありません。

両方を伝える事は、良い未来を伝えるだけに比べるとまだましですが、その内の片側を信じ、増長し、狂わせるてしまう可能性もやはりあります。

中立的鑑定で、上げ鑑定よりはましですが、この場合でも視る側は、約10万円のカルマを蒔くようです。

5.投資、名誉・地位、に関わる問題でも同様

ここまで、事業の将来、家についてお伝えしましたが、これらはお金に換算しやすいものです。

この他に、投資、ギャンブル等であっても、同じです。

霊的な力を使って稼ぐ事は絶対できないだけでなく、微妙にタッチした場合でもカルマは蒔きますから、本当に危険なのです。

そして、その全てはマイナスに働くようになっています。
視る側、視てもらう側、双方にです。

実際、この事は殆どの人が判っていますが、実は、事業であったり、家といった問題でも、似たような流れでカルマを生む事がある事は理解してください。

また、名誉・地位・学校の合否・就業の合否は、お金に換算は正直できませんが、これも同じです。

6.もし占い士さんで、このようなカルマを蒔いてしまった場合のカルマ解消法

このようにカルマを蒔いてしまった場合でも。
これもカルマを軽減することは可能です。

大きくは次の3つのステップが必要です。

Ⅰ.お客様の未来を狂わせてしまう可能性を自覚する事

視たままを伝えても、本人的には、上げ鑑定のつもりはなくても。
鑑定内容を伝える事で、お客様が油断したり、増長してしまう事、調子に乗ってしまったりする事で、視えていた未来が外れることはよくあります。

まず、その発言によって、未来が変わる可能性がある事を理解する事が重要です。

未来は決まっていません。

誰しも、良い未来。悪い未来。
どちらの可能性も常々あるのです。

Ⅱ.お客様の未来を狂わせる鑑定は、二度としないと誓う事

そして、その後、お客様の未来を狂わせる鑑定は二度としない、と心の中で誓い、実際にもしない事で、そのカルマはその後は起こりません。

仮に視たままであっても、それは実現するかどうか決まっていませんから。
むしろ言う事で多くは油断しますし、実現しない事が多いのです。

その実現の未来と、現段階のギャップが大きい程、カルマの蒔く量も多くなる可能性は自覚しましょう。

また、度合いにもよりますが、ここまでの2つのステップで、それまでに蒔いたカルマを最大5分の1位に軽減化する事ができるようです。

ここまで低減化できるケースとしては、視る側も誠心誠意だった。視てもらう側もそれが判っていて受けているケースです。

Ⅲ.できれば、直接その相手にお詫びする

しかし、相手に実害が及んでいる場合もあると思います。

この場合、会う事ができれば、是非お詫びしてください。

特に視えた未来に比べ、

実現低下している場合。
程遠い場合。
最悪のケースは、逆に本当に取り返しつかないレベルを招いている事もあります。

最悪のケースを招いてしまった場合、お詫びして済む次元でないかもしれません。

そして、相手側からも、許し。
納得が得られた場合、

さらに10分の1位になる事もありそうです。

ですから最大で、50分の1位にまでカルマを落とす事ができると思います。

ですが、実際に、上げ鑑定によって、悪影響を与えてしまった場合、その殆どは会うこともできないでしょうし、会えても許されない、そのようなケースの方が圧倒的に多いと思います。

このⅢができるケースはかなり恵まれていると思います。

ですから、絶対に上げ鑑定はしてはならないのです。

特にお客様の未来を狂わせてしまう原因になりますので。

7.まとめ

上げ鑑定は勿論、視たままの鑑定であっても、お客様を狂わせてしまうという事例について書いて見ました。

また、案外、霊的能力が高い方でもかなり多いです。

実際によく視えている訳ですし、的中の度合いも高い。
しかし、その分カルマを蒔く危険性も高く、そして案外カルマを蒔いている事に気付いていない、気付かないケースもあるのです。

視る側、視てもらう側。双方油断してしまいやすいのでしょう。

このように、前世で占い師さん、霊能者さん等、たくさん経験してきた人は、前世で痛い目を何度も遭ってきているのです。

そして、この事に気付けているかどうかですね。

一方で、この事をしっかり意識できている霊的能力が高い人も多く、カルマを蒔かずに鑑定される先生も多数いらっしゃいます。

占いを利用する際には、上げ鑑定なのかどうか、また、視たままであっても、果たしてそれはカルマを巻くのではないか、に注意してください。
次元の高い先生程、絶対にしていないです。

また、どちらかと言えば、悪い方の未来をお伝えする方が良いとは思います。
預言も基本はこの原理で存在していますから。

ですから、利用する側の立場とすれば、もう答えがほぼ確定しているけれども、確認の為にですとか。つまり、実現してもしなくても、大差が無いレベルのものです。

自分で確定要素をある程度作っておく。
できれば、ほぼシナリオ的に確定という次元まで作っておく。事が大事だと思います。

特に、未来は自分の力で築くもの。
という大原則は忘れないでくださいね。

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