今回、女性の恨みを直接解く前世ヒーリングはとても時間がかかりました。
こちらの話が簡単には届かないのですね。
また、今回はかなり特殊な流れでした。
これまでは、自分の身体の痛む場所を見てもらったのですが、今回は、
自分で見つけた前世を、前世ヒーリングしてもらったのです。
実は、自分で見つけた前世を前世ヒーリングしてもらうという初めての事でした。
コロナウイルスの影響で、実は前世ヒーリングは長らくお休みという流れで、最後が4月9日、再開は5月9日からとなりました。
しかし、発端は、この休みの間の出来事から起こったのです。
1.強く恨んでいる女性の念を察知
Ⅰ.前世でご縁の深い方に見てもらったところから始まる
実は、遠方で前世で関係が深く、一度見て貰いたい先生が1名いたのです。
本当は直接会ってお話をしたいと思っていたのですが、実は2019年段階で、会おうとしても会えない状況が続き、自身が繋がった所では2021年に会う予定だったのです。
ですが、予約を取るにも出演頻度が少なくなっていて、たまたまゴールデンウィーク中に出演されていて、しかしそれは電話鑑定のみだったのです。
予約画面では、電話鑑定初回20分無料の画面があり、クリックしますとそこからすぐ話が通じてしまい、そのまま会話が始まりました。これも1つのきっかけですね。恐らくコロナの問題がなければ、電話鑑定の流れにはなりませんでしたから。(私は、相手に前世の関係性を詳細に伝える事ができる対面鑑定の方が断然好きなのです)
そして5/6の事ですが、私の未来を見てもらったところ、私の成功ごと足を引っ張りたい強い想念を持っている女性を感じたそうです。
それは、相当強い想念のようでした。
これは気になりましたね。
現世の自身からも、確かに心辺りがありましたから。
この恨みを持っている女性はかなり気になり、その後ヒーリングしたくなったのです。
Ⅱ.自分で繋がって調べてみる
その前世はどうも飛鳥朝時代。
天武天皇に戦いを挑んだ前世です。
呪詛戦で敗れています。
前世の旅2019年7月での丁度帰りに頭痛になった時の前世でもあります。
参考:前世の旅 奈良 熊野 ⑭ 京都帰路 道中、前世の記憶が蘇る
この時には正妻が居たようですが、愛人も居たようです。
双方に子が居ました。
ですが、正妻、とその子、私は命を落とし、愛人とその子は取り残され、恨みを残すというものです。
参考:前世コラム その11. 男女間でのよくある問題を無くすには
しかし、話はこの程度では終わりませんでした。
Ⅲ.ツインソウルさんの意見
今回は、自分から前世を見つけたので、ツインソウルさんによって話が進むのでは?と思ったのです。
ツインソウルさんは故人交信もできますので。
しかし、
「こちらから向こうは見えるけれども、向こうからこちらは見えない。話を聞こうともしていない。」
との事でした。
ただ、向こうの影響力はこちらには届いていないとの事。
ですから、そこまで心配しなくてもよいとの事でしたが。
アドバイスの1つとしては、完全にその人との意識を断ち切る、との事でした。
後から判ったのですが、実はこの方法も別に間違いではないとも思いました。
彼女の想念の次元が低すぎるところで固まっているからです。
一般的には関わらない方が良いというアドバイスは普通に思います。
ですが、前世で子供まで産ませましたから、この方法は止めたいと思いました。
やっぱり彼女を何とか変えたいのですね。
そして、いつものヒーリングの先生に一度相談してみる事にしました。
Ⅳ.いつもの前世ヒーリングの先生に見てもらう
いつもは、痛む患部に手を当ててもらい、そこから前世に繋がっていくのですが、今回は、
「自分で発見した前世ですが、こういった前世って直接見れるのですか?」という問いに
「直接見る事は可能です」
との事でした。
そんな事もできるんだ。
と改めて驚きです。
様々な方向から繋がれる事はこの時初めて知りました。
私が見てもらっている前世ヒーリングの先生は凄いですね。
2.関係する前世
実は、この時2つの前世が出てきました。
Ⅰ.飛鳥朝時代、奈良
自身の前世
転生回数142回目。
奈良。僧侶。
642~672年。享年30歳。
愛人の女性
転生回数161回目。
奈良。
641~702年。享年61歳。
Ⅱ.平安時代、神戸
自身の前世
転生回数112回目。
神戸。地方豪族。
1025~1090年。
享年65歳。
女性の前世
転生回数311回目。
大阪。商人の娘。
1027~1099年。
享年72歳。
実はこの2つの前世は互いに連動していました。
また、似たような関係はこの方とは、計8回程あるようです。
3.状況
Ⅰ.飛鳥朝時代、奈良の前世
1つ目の前世は、ここまで何度も言っている通りです。
天武天皇に戦いを挑み負けた前世です。
彼は、自分の力の無さ、無力感で一杯でした。
ですが、霊的能力は思いの他凄いものでした。
また、自身の前世の事や、現世での宿命についてもここまでしっかり判っていると思いませんでした。
愛人の女性とはどちらかと言えば脅迫的に迫られ、拒否するのも恨まれそうで怖く、かと言って結ばれるのも怖かったようです。どちらかと言えば彼女はストーカー的な感じだったようです。
また、女性も恨みで一杯でした。
死ぬまで守ると言ったのに守らなかったと。
しかし、彼女は意外な形で浄化される事になります。
Ⅱ.平安時代、神戸の前世
2つ目の前世は、神戸の貴族だったようです。
実際には、地方豪族のようですね。地主ですね。
どうもライフレコード上でも、初めて権力を握った立場になったようです。
その為か、女性遊びに明け暮れているようでした。
一方、女性は、大阪商人の娘のようです。
彼が開く会に参加したのですが、もてあそばれた感で一杯のようで、彼に対し恨みを覚えます。
実は、前世の浄化は彼女から始まることとなります。
4.実際の会話
まず、飛鳥朝時代の彼からお話しました。
そもそも、ちょっと天武天皇には勝目が無い。
相手が悪いとも言いました。
何故なら彼らはひふみの法は余裕で使っていたからです。
霊的能力が相手が上なのは仕方ありません。
当時、朝廷に対しては、白村江の戦い以降恨みを覚えている人々も居て、また自身の本当の位置付けもよく判っていて、彼は共に反朝廷勢力として戦おうとしていたのです。
また、その後の事までも考えていなかった事もあり、単純に復讐として名乗り挙げていたようで、仮に勝っていても、中続きしない結果になっているようでした。
彼が大変だった理由の1つに仲間が居ない事を挙げました。
自身の霊的能力向上は自身の修行のみで築いたようでした。
また、どうも、彼は心から信用している人が居なかったようなのです。
宿命的な反朝廷の立場は、多くの人からはどうしても敵対的に見られる事もあり、仕方が無かった事もあります。
そしてひふみの法を教えたのですね。
火の人、水の人、風の人。
霊的能力は1人出会えば、1.5倍程。2人出会えば数倍。3人出会えば数十倍になるよ。
と伝えたのです。できれば女性で。とも伝えました。
彼は、この事自体初耳でしたが、ですが、これには抵抗があったようです。
自身は火の存在で、水の相手には妨害や、逆襲にこれまで何度も会っていたからです。
ちなみに彼の前世でも火の軍団だった前世がありました。
水が怖いというのは、その頃からずっと続いている想念です。
水の人恐怖症だったのですね。
私の前世の法則として、熊野本宮に行けば、命が助かる事も伝えました。
ですが、全て天武天皇に管轄されていて、少しでも入れば気を察知され、命が無いという事だったのです。
熊野本宮がダメなら、玉置神社、熊野那智大社でも良かったのですが、同様に管轄されていたようでした。
そこで気の変性という意味で思いついたのが、無になる人、水になる人が居るはずと伝えたのです。
名にブ、ベが付く人と伝えました。(部とは陰陽師の意味がある為)
で、彼もそれに思い当る人が1人居るという事でしたが、どうしても会うのは避けたい人という事でした。
何故なら水の使い手だったからです。(と同時に無の使い手でもありましたが)
実は、その方、ツインソウルさんの前世だったのです。
この時代の奈良にも居ると思ったのですが、やっぱり居たのですね。
もし、ツインソウルさんに出会っていれば、そしてもし妻にしていれば、熊野本宮に入る際、気を無にしたり、気を変性したり等で入れたはずなのですが、この前世の時ではまだ無理のようでした。
水の人、恐怖症ですから仕方ありません。
そして、もしツインソウルさんに出会い、熊野本宮に入れていたなら、彼は失命を回避できただけでなく、現世の私までも苦しめる女性との関係性も変わっていたようなのですね。
何事もまず自身の選択が運命の転換点である事は間違いありません。
そして、もしツインソウルさんに出会っていれば、これは大きくライフレコードが書き換わる次元で会った事は間違いないようなのです。
そして当時の彼女も同じアドバイスをしていたと思います。
「意識を断ち切るのは1つの方法」
そして、私は水への恐怖を取り払うようアドバイスしました。
「人の身体は水でできていますよね。」
「水無しでは生きていけないですよね。」
「食べ物も水無しではできないですよね。」
「水によって助けられていることはたくさんありますよね。」
こうして、この時代の前世の自分は水に恐怖を感じる事がなくなったのです。
そしてこうも伝えました。
「実は最後は天武天皇と仲良くするのが最終シナリオ」
この事に関して、彼は有り得ないという答えでした。
実際彼の生涯の事を言えば、復讐が目的になるのは仕方が無い事でもあったからです。
さすがに、この時代の彼にはこの事は伝わりませんでした。
ですが、この発想は、実は、恨みを抱いていた彼女を救うきっかけとなるのです。
(続く)