どのような方にも度々あるのが、苦しい運命性の強い前世です。
前世ヒーリング内では、その前世内で、殆ど浄化ができるのですが、稀にできない前世があるのです。
その原因の大半は、その時代の社会の群集心理が原因です。
事例としては、世界大戦、宗教戦争、奴隷制度、魔女狩り、拷問、死刑制度等が挙げられます。
これらが存在しているが故に、それが更に大きな原因となって、未来世でより苦しむ運命性が強まる事があるのです。
今回は、このような運命性の強い前世を救う方法についてお伝えしたいと思います。
1.運命性を強める前世の原因は、大抵は男性の前世の時
その原因は、男性の前世の時により深い原因を作っている事が多いです。
男性の方は、原因が男性の前世にある事は理解しやすいですが、女性の方は、中々最初は納得できないケースもよくあります。ですが、運命性を強める前世の原因は、男性の前世にやっぱり多いのです。
Ⅰ.戦争カルマが殆ど
男性の前世で特有の原因となりやすいのが戦争の加担です。
徴兵。傭兵(志願兵)。場合によっては呪詛系魔導士や陰陽師。
大抵はその指導者的立場や君主といった責任者の事が多いです。
中でも、宗教戦争が一番悪化しやすい傾向があります。
この他に、戦争というより、自国他国への強奪、略奪が原因になる事も多いです。
また、拷問もこの流れが強く、魔女狩りは宗教戦争の色合いが強いです。
これらによる負の想念が多大になると、その未来世での運命性が強くなりやすいです。
Ⅱ.裏切りが入ると、さらに強くなる傾向
この裏切りも様々ですが、運命性が強まると、どうしても、裏切らざるを得なくなってくる事もあります。
その原因が、そもそも選択の余地がある段階の前世で、判断が間違っている事が多いのです。
戦争に絡むものが多く、謀反、内通、自国への略奪等があります。
Ⅲ.極端に妻子が多い一夫多妻
一夫多妻によって負の想念が増す原因になる事はよくあります。
多夫一妻の前世自体は、やっぱり人類史では少なく、大抵は男性が多くの妻を持つ事の方が殆どです。
一夫多妻が成立しているケースでは、やはり多大な財を築いている事が殆どで、また、財が多い程、多数の妻子を持つ傾向になります。
その結果、妻子の数が多い程、負の想念が増加するケースが多く、その想念は未来世にまで続き、未来の運命性が強まり苦しむケースが多いです。
Ⅳ.奴隷制の問題
支配する、されるの原型になる問題です。
実際には、この色合いが強い時空間があり、それは、人種差別を産んだり、負の想念の増加の原因になります。
その度合いが大きい程、運命性が強まります。
2.運命性を強める原因となる、女性の前世とは
女性の前世では、男性に比べると運命性が強くなる原因になる事は少ないのですが、運命性が強まるとすれば次の2つが多いです。
Ⅰ.呪詛系
巫女、尼、占術師系で、加担しているケースがあります。
1つは、腕力を必要としないから、という事があります。
度合いが酷くなるもの程運命性が強まります。
Ⅱ.夫が多大なカルマを蒔くケース
一番苦しむケースが、夫が多大なカルマを蒔くケースです。
本人が悪い訳では無いのですが、やはり夫が多大なカルマを蒔きますと、負の想念は妻にも向けられる事になります。
夫が先述した要因のどれかで、原因を作る事はよくあります。
間接要因のはずですが、想像以上に運命性を強める事があります。
3.解決法
Ⅰ.その世界から救えないと、完全な浄化にならない
その世界から救えない場合、基本的には、その原因になる前世の浄化で、書き換えを起こします。
ですが、その場合は救われても、一過性に終わります。その時だけの浄化です。
その世界では負の想念が残ったままですと、結局はこの世界に引き戻される事になります。
ですから、その世界から救う事ができていないと、本質的に救えていない事になるのです。
Ⅱ.周囲を変え、移行させ続ける
本人との交信から、その世界を変える事ができない場合、
周囲を変えていくしかありません。
稀にとある人物、例えば時の権力者1名を浄化すれば、救い出す事ができるケースもあるのですが、それすらできないケースの方が殆どです。
この場合、後の前世ヒーリングを進めていったり、他の方々の前世ヒーリングを進めていく事で、
現在の状況を改善していくしかないのです。
周囲を変えるには、負の想念を浄化し続けていくしかありません。
そして、負の想念を減らす事で、救える世界へと移行させるのです。
4.周囲を変えたい事例
次の6つの世界を前世界から無くしていく事が理想です。
Ⅰ.2度の世界大戦
まずは、2回の世界大戦ですね。
規模が大きいだけにやはり前世で被害を受けている方が多いです。
これを無くそうとするには、多大な負の想念を浄化していく必要があります。
Ⅱ.宗教戦争
人類史の戦争の大半が宗教戦争になります。
特に発端は、イエスキリストの死にあると思います。
彼が、処刑されず、生きている事に変われば、多くの宗教戦争は無に帰します。
これが実現できれば、2度の世界大戦、戦争全般を軽減したり、無くす事も可能と見ています。
Ⅲ.奴隷制度
発端は、どうも15世紀~16世紀にかけてのスペイン、ポルトガルの奴隷制の始まりが大きな影響を持っているようです。
その後、南米、北米へのプランテーションと広がり、同時に欧州にも広がった時代がありました。
この始まりを止める事ができれば、現代の人種差別問題を大幅に減少する事ができるでしょう。
Ⅳ.魔女狩り
魔女狩りそのものを無くす事は、前世ヒーリングでもまだ不可能です。
ただ、魔女狩りは、宗教戦争と型が同じです。
イエスキリストが処刑されず、生きている事に変われば、異端裁判までで終わったりで、大幅に変わる事になると思います。
Ⅴ.拷問
人類特有の負のカルマです。
この問題を無くそうと思えば、人類全体の負の想念量を減らしていくしか無いようです。
Ⅵ.死刑制度の完全撤廃
こちらも間接的ですが、死刑制度の完全撤廃ができれば、大きく流れが変わると思います。
欧州では殆どの国が実現していますし、世界全体では半分位の国で、死刑制度がありません。
極系以上に関しては、是非とも懲役280年や500年、といった形にして欲しいです。
命を奪うカルマが無くなり、強いては、戦争を止める事にもなります。
5.まとめ
運命性の強い前世については、その前世内では解決ができない事があります。
その原因は、時の群集心理による部分が大きいのです。
ですが、これらを変える事ができますと、
前世ヒーリングで現段階では救えない世界の前世達も救い出す事が可能になってきます。
原因は全て、負の想念にあります。
負の想念を浄化し、地球から無くなりますと、
この世から、戦争、宗教戦争、魔女狩り、奴隷制度、拷問、死刑制度が無くなる事にも繋がっていきます。