前世療法と言っても様々なものがあります。
そのタイプは、ざっと次の5種類に分けることができます。
1.自己催眠誘導型・・・音楽CD等
1つ目の自己催眠誘導型ですが、代表なものに音楽CD系があります。
一例で言えば、前世療法で有名なワイス博士先生の音楽CDがありますが、これがそうです。
内容としては、音楽による自己催眠によって過去の自分に出会うようになります。
もしくはそのような光景を目の辺りにします。
しかも、必要なものは音楽CDだけですので、大きな費用はかかりません。
ただし、その効果はかなり個人差はあります。
アマゾンレビューを見ても、成功している感じの人は20%位。
時間が経過してから、成功するようになったケースもあると思いますが、それでも50%越えている感じでもなさそうです。
恐らく、多くの方は成功していないように思います。
効果がある人には大変良いと思いますが、これはその人の能力による部分、相性もかなり大きいと思います。
この方法が使えている人は、自己催眠で自分の過去世に誘導ができているという事になりますから、生まれ持って霊感が強い傾向があると思います。
(ちなみに私はこの方法は殆ど効果ありませんでした。)
長所:かかる費用は本代くらい。
短所:成功できる人はごく一部。推定20%程。
事例:音楽CD等(有名なのはワイス博士 )
2.自己催眠変性誘導型・・・ヘミシンク等
自己催眠変性誘導型のものの代表格はヘミシンクがあります。
自己催眠型で誘導する事には違い有りませんが、右と左の周波数の違った音声を聞き、ある一定の負荷をかける点が大きな違いとなります。
これも効果、かかる時間は人それぞれのようです。
具体的な効果の度合いは、データ公表している訳でもありませんので、なんとも言えません。
但し、一通り揃えるとなりますと、数万円単位となってきますので、費用はそこそこかかる為検討する必要があるでしょう。
また、繋がる先が自分の過去世ではなく、ガイドや守護霊が基本的な事が多いようです。
この為前世療法と言えるかといえば微妙なのですが、そのガイドによって導いてくれる面もあるので、前世療法と全く関係無いとも言えないと思います。
ただ、2020年に入ってから、左脳と右脳の特性に1つ意味がある事が判ってきました。
左脳とは、主に、時間、計算を把握します。
右脳とは、主に、感情です。
ですから、右脳そのものには時間の概念がありません。
そこで時間を把握している左脳の周波数と、時間を把握していない右脳の周波数と、差を付け音声を聞き、睡眠退行を図ることで、現在の時空間と違った世界に繋がろうというものだと判ってきました。
ですが、個人差はかなりあると思います。
(ちなみにこの方法も私には効果がありませんでした。そもそも左右の周波数の違う音を聴く事自体に違和感を感じたのです。自然体を感じなかったで抵抗がありました。)
長所:前世療法だけでなく、ガイドに会える可能性もある。(順番は個人差あり)
短所:効果が定かでない。費用が数万円程かかる。
3.他者による催眠誘導型・・・ヒプノセラピー等
他者による催眠誘導型、ヒプノセラピーがそれにあたります。
最もオーソドックスな前世療法になるかと思います。
セラピストさんによる催眠療法により過去世に繋がっていく方法が一般的です。
この方法はワイス博士が利用していた方法で、実際には多くの方がこの方法を取り込んでいます。
但し、個人的にはセラピストさん次第で繋がる部分に差異があり、セラピストさんとの相性がかなり重要と見ています。
料金的には初期登録1万円、1時間あたり1万円くらいの事が多いようです。
後、前世ヒーリング等に比べますと、受ける側の資質も求められるようです。
霊感が全く無い人ですと、前世を全く見る事なく終えてしまったり、効果を体感できないリスクがあるのです。
仮に霊感が高い人でも、催眠誘導型が合わない方には、効果が低下する可能性もありそうです。
(自己催眠誘導型がそもそも私には合っているとも思えないので、ヒプノセラピーはまだ未体験です。
実は、私はこの後に紹介する4番目、5番目の方法を使っており、経験上強くお勧めする方法です。)
長所:前世療法によって誘導してもらえる。セラピストさん次第ではかなり効果は高そう。
短所:かなり高額になるケースが多そう。3万円~。最終的に10万円を越えてくる事が多い。
事例:ヒプノセラピー等
4.他者による通常誘導型・・・イタコ、霊能者、占い師さん等
ここまで紹介しました、上記3種類の方法に共通することは催眠療法です。
このように過去世に繋がる方法は催眠療法しか無いのか?と言えばそうでもなく、
自身が起きていて、そのまま過去世に繋がれる方法があります。
それは
イタコさんですとか、霊能者さん、占い師さんによって導いてもらう方法です。
方法はその見る人によって本当に様々です。
直接過去の自分に繋がったり(同化)する人もいるようです。イタコさんなんかにいらっしゃいます。
これは、イタコさんの身体を通して呼び出す方法です。
また体に触れる事で過去世に繋がる方法もあります。これは占い師さん、霊能力さんで稀にこのような能力を持っていらっしゃる方がいます。(私はこの方法を使って前世ヒーリングをしてもらいました。)
但し、イタコさんや占い師さん、霊能者さんでも、その能力がそもそも殆ど無い人や、見れてもリーディング止まりの事も多く、前世療法を主能力にされている方はむしろ少数派という事です。
さらに、視る方の身体の負担度合いも、かなり差があるようです。
かなりのエネルギー消費をもたらす人もいれば、それ程かからない人もいるようです。
また、中には前世を見る能力をお持ちになりながら、前世を見る事自体を拒否する人もいます。
その理由も様々で、触れたく無い過去に触れるかもしれないからですとか、現在に集中してほしいから。ですとか。
そもそもですが、イタコさん、霊能者さん、占い師さんの方でもできる方は少数派という事で、また、視る方の身体にかかる負担も差がかなりあるという事です。
また、ヒーリングを受ける側は体に負担は全くかからない上、何より催眠を受けません。
この点で言えば、受ける側は安心できる方法といえます。
また、その継続度合いも個人差はありますが、私に関しては最初の数回で、自身にとって最も重要な過去世に繋がれましたので、それ程費用はかかりませんでした。10分1000円で、1回目が5000円。最終的に重要な3つの前世に繋がり約3万円程でした。
また、どうでしょう。
ヒプノセラピーに比べますと私個人的には敷居がそれほど高いとは思わず、もし相性が合わなければ1回受けて辞める、という事もしやすい。かな。という事もあったように思えます。催眠療法程形式ばっていないのです。
しかし、相性や能力のある先生にお会いできるまで、時間もお金もそこそこ使いましたので、見て貰える人と会うには、かなり運と縁が必要かもしれません。(そのなかなかお会いできなかった道のり自体も、私自身重要な意味を持っていたのですが)
長所:ヒーリングを受ける側には身体の負担はない。起きたままなので安心。敷居が高くない。費用面でも安心かも。
短所:そもそも前世療法、前世ヒーリングとして活動している人、またそのような広告を打っている所が殆ど無い。イタコさん。霊能者さん。占い師さんが必ずしも持っている能力でも無い為、出会うまでが大変かも。
事例:イタコさん、霊能者さん、占いさん等
5.自身による通常誘導型・・・日常の様々な経験から等
これは確実とは言えませんが、前世療法を受けていき、また別に占い師さん(というより実質は霊能者さんに近いですが)とお会いしていく内に自身で繋がれるようになっていく事は多いと思います。
私の場合は記憶がよみがえる、というパターンです。
概ね次のようなケースで発生する事が多いです。
Ⅰ.過去世とご縁が深い人と会う事で、話をしたり聞いたりする内に記憶がよみがえってくる。
Ⅱ.過去世にいた場所に行く事で、身体が反応したり(軽い痛みがある事が多い)、そこで過去の記憶が出てきたり、後から調べる事で過去の記憶がよみがえったりする。
Ⅲ.漫画や本、ウィキペディアに登場している過去世、もしくはその方とご縁がある場合、その過去世の記憶がよみがえる。
Ⅳ.Ⅰ~Ⅲで、まれに過去世での映像が浮かぶ事がある。
Ⅴ.これらが複数あるが故によみがえる記憶もある。また、深い記憶がよみがえったり、ご縁が深い相手も思い出したりする事もある。
誰でも忘れられない過去の記憶って今世であるものですが、それは前世でもあるのです。
前世でも強烈な体験、記憶、強い感情。
これらがあった場合、その過去世と繋がりやすいです。
また、実は今世で忘れられないような経験、強力な思いをした場合は、前世でもまた似たような事をしている事が多いです。
私自身、そもそもそれ程霊能力は高くなかったのですが、前世ヒーリング、また、過去世でご縁の深い占い師さんにお会いしていく内に、自身の霊的能力の度合い、内容もどんどんレベルアップしてきています。
それにしてもですが、前世を理解していきますと、今世での経験、思いは、前世から繰返している事がよく判ってきます。
前世の理解が深まれば、自身の悩みの克服だけでなく、自身の職業、異性関係、家族関係、の問題解決だったり、今世でのテーマ、使命も判ってくるようになり、さらに深く自身で解決できるようになります。
長所:自身の深い部分で繋がれる。私の場合は殆ど起きている時。自分でする為、費用がかからない。
短所:繋がれる度合いはその人の前世療法、前世ヒーリングの進捗度によって効果に差があり。
事例:日常経験より、過去世の深い所で記憶がよみがえる。等。