前世コラム その27. 殆どの魂は、前世で甘え足らない

前世コラム

今回のお話は、お子様が居る方向け、だけでもなく、恐らくほぼ全ての人に当てはまる話しだと思います。

最近、ちょっと思ったのですが、5歳、10歳になっても、親に甘える子供って結構多いように思っています。

うーん、これいくらなんでも甘えすぎなんじゃないかな。
と、当初ずっと思っていた派の人だったのですが。

ですが、最近ちょっと気付いた事があったのです。

それは、これまでのライフレコード上で、甘えたくても、甘えてこられなかった反動から出ているのでは?と思ったのです。

そして、実際その通りのようなのですね。

現世で生まれてきた魂。その殆どは、前世で、甘え足らなかった魂が殆どなのです。

1.抱っこの理想の期間は

Ⅰ.2年間が理想、はあくまで平均

抱っこするその期間ですが。
どれ位の期間が理想なのか。
という事ですが。

私が繋がった所では、約2年間が元来適正という事です。

生まれてから2年間は、子供は極力抱っこし続けてあげるのが、適正のようです。

ただ、これは、人間の転生上としての、理想としての平均期間なのです。

毎回転生時にこの2年間抱っこし続けてこれていれば、という事なのですが、実際には転生で毎回しっかり抱っこされている訳でもありません。

Ⅱ.抱っこが無い前世もあったりする

前世を視てみますと、抱っこと無縁のような前世もあったりするものです。

例えば、

幼少の頃に捨てられた前世。
出生直後から、親元から離された前世。
早くから乳離れを促進する風習のある時空間で生まれた前世。
子供が多すぎて、構ってもらえなかった前世。

これらでは、どうしても、抱っこがされていない傾向があります。

Ⅲ.長い期間の抱っこは、間違っていない

とある先生は、最低でも3年間は抱っこして欲しい、と言っていましたし、
ある、次元の高い人は、子供が10歳になってもそれなりに抱っこをしていました。

これは、感覚としては非常に正しいのです。

総合的には、やはり前世から抱っこされ足らない、と思っている魂はかなり多いようなのです。

平均は2年が基本とは言っても、これまでの前世では、甘えてこられてきていない事が多かったので、反動で現世で甘える事が多いのです。

やはり、子供が求める間は、極力抱っこしてあげるのが良さそうなのです。

2.抱っこは、前世を理解すれば、よりスムーズに

Ⅰ.抱っこされないと、愛が欠けてしまう

やはり抱っこされていないと、甘えられていませんから、大きくなってからその反動が出る事は多いです。

抱っこって、子供からみて、人生で最初の愛の循環の始まりです。

これが欠けてしまうと、大きくなってから様々な弊害が出てきます。

その弊害は様々なものがあり、書き出すとちょっと文量が膨大になってきますが、概ね共通する事として、愛の喪失により、前世からの負の想念が増大する事が多くなります。

典型例が反抗期ですね。ただ、これは形として出せているのでまだ良い方なのです。

Ⅱ.抱っこの際、前世から理解してあげる

抱っこの際ですが、前世から理解してあげますと、非常に深く、心の浄化が進んでいきます。

どのような魂も、前世で、大変な経験を絶対してきていますから、判る所から、感じ取れる所から、その上で、抱っこしてあげてください。

また、大きくなってからでも、言葉、会話も、前世から理解した上で、話しかけますと、さらに浄化が進んで、双方愛の循環が働く関係になっていきます。

実際、前世については、

子供に対して、普段出てくる思い。
見ていて感じる思い。

この他に、子供が取っている行動。
子供が興味を引いているもの。
子供の対人関係。そしてそこで子供が思っている事。

普段、子供が思っている事、面白いと思っている事、嫌がっている事。

全てに現れますので、そこから前世の状態、ライフレコードの状態が殆ど判ります。

そこで、子供の世界観を理解してあげて、抱っこしてあげてください。

Ⅲ.子供が求めてくる場合、抱っこを長くしてあげてほしい理由

中には、自立性が強い魂もありますし、前世から概ねしっかり抱っこをされてきた魂もやはりありますので、こういった場合は、2年程で自立する事は多いです。
子供から抱っこを求めないケースも確かにあります。

ですが、現代に生まれてきた魂では滅多にないと思っています。

前世で、抱っこされてこなかった反動で、5歳、10歳になっても、抱っこを求めてくる傾向はかなりあると思っています。

実は、現代のように、抱っこをここまで容認されている時代も、歴史上ではあんまり無かったでしょうから、その反動で現世で出ているところはあるようなのです。

Ⅳ.年齢の上限は?

それでも、どうしても10歳位になりますと、自然と離れていきます。

それ以降は、違った形で愛の循環を図ってみましょう。

頭を撫でてあげるですとか。

後は、言葉ですよね。
普段のコミュニケーションから。

繰り返しですが、子供の前世から理解してあげて、その上で語り掛けましょう。

得意なもの、好きなもの、心が高ぶるもの、生き生きするもの、本当にその魂ごとで全然違いますから、よりたくさん理解してあげた上で、自身の中で腑におとした上で、子供の喜びを開花させてあげるようにしましょう。

3.大人編

Ⅰ.大人の多くは、幼少期で甘えられていない

実は、現代の大人の人もその殆どは、今と違って、自立促進、乳離れは早くから始める傾向がありましたから、大人の方も甘えられてこられなかった方も多いと思います。

幼少の頃にある程度形で出せている人はまだいいです。
それは反抗期だったり、親への反発等。
そういった時期を経るケースはまだ良いのかもしれません。
(ですから、反抗期、親への反発は、親の愛を試している事が殆どです)

ですが、本当にそういった事が表に出せなかった人。
出している暇が無かった人もそれなりに多いと思います。

Ⅱ.誰でも即効性高い、愛の循環方法

だからと言って、心の解放ができない事もあるかと思います。

そこで、結構、早く実現しやすい方法。
こちらから愛を、与えていく事なのです。すると簡単に受ける事ができます。

特に、即効性が高いのは、動物、植物ですね。これは誰でもできます。

ペットを飼うのは定番かもしれませんが、
この他にも、飼わなくとも、自然と会話するのも1つの方法です。
私のようにカラスと会話したり。野良猫もOKです。
愛を与えられる所から与えてみてください。

実際、動物との愛の循環は早いですし、比較的容易だと思います。

また、植物も育てますと、咲き方や育ち方から、愛を返して貰えます。

Ⅲ.人の場合は、前世の理解が大きな要因

勿論、お子様がいらっしゃる方はお子様に。

配偶者、恋人が居る方は、配偶者、恋人にも是非してみてください。

前世を理解した上で、スキンシップや、言葉のコミュニケーションを取りましょう。

後、コツとしては、してもらうのを待つのではなく、こちらからしていく事なのです。

それは、必ず自身に愛の循環として返ってきます。

4.まとめ

このように、殆どの魂が、前世で甘え足らないようなのです。

そして、それが様々な所で出てきています。

お子様に関しては、子供が甘えてくる、抱っこを求めてくる間は、抱っこをしてあげてください。

また、大人の方でも、甘え足らない、深層ではそう思っている方は多いのですが、この場合は、先に愛をどんどん与えてください。動物、植物は誰でもできますし、お子様、配偶者、恋人でも同じです。

そして、なるべく多く、前世を理解し、ライフレコードごと包み込むように愛してください。

それは、必ず自身に愛が返って来ますし、愛の循環が働きます。

また、相手だけでなく、自身の浄化にも繋がっていくのです。

<<前に戻る
>>次に進む
カテゴリートップへ戻る
前世の法則トップに戻る